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09月04日-一般質問-02号

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  1. 益子町議会 2019-09-04
    09月04日-一般質問-02号


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    令和 元年  9月 定例会(第4回)          令和元年9月益子町議会第4回定例会会議録                                  令和元年9月4日(水)出席議員(15名)      1番 関     絹  江         2番 諸  田  秀  之      3番 大  内  千 嘉 夫         4番 星  野  壽  男      5番 大  関     保         6番 小 野 澤  則  子      7番 直  井     睦         8番 日  渡     守      9番 小  島  久  之        10番 岩  﨑  秀  樹     11番 髙  橋  家  光        12番 加  藤  芳  男     13番 長  岡  景  介        14番 廣  田  茂 十 郎     16番 小  島  富  子欠席議員(1名)     15番 髙  橋  正  則地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者       町     長    大   塚   朋   之       副  町  長    横   田   清   泰       教  育  長    岡       良 一 郎       総 務 部 長    加   藤   友   之       民 生 部 長    木   村   明   美       産 業 建設部長    池   田   浩   之       総 務 課 長    髙   濱   文   夫       企 画 課 長    日 下 田       純       税 務 課 長    髙   濵   具   己       住 民 課 長    和   久       努       環 境 課 長    仁   平   勝   雄       健 康 福 祉    冨 賀 瀬   章   二       課     長       高 齢 者 支 援    河   原       平       課     長       農 政 課 長    大   塚       栄       観 光 商 工    福   田   浩   一       課     長       建 設 課 長    飯   村   正   行       会 計 管 理 者    永   嶋   祐   子       兼 会 計 課 長       学 校 教 育    石   塚       誠       課     長       生 涯 学 習    櫻   井   英   樹       課     長       監 査 委 員    大   槻   征   夫事務局職員出席者       事 務 局 長    小   堀       浩       次     長    村   上   貴   子               開会  午前10時00分 ○議長(星野壽男) ただいまの出席議員数は15名です。  15番、髙橋議員から本日の会議は入院のため欠席したいとの届け出がありましたので、報告いたします。  これから本日の会議を開きます。  なお、暑い方は上着を脱いでも結構です。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ○議長(星野壽男) 昨日に引き続き、日程第1、一般質問を行います。  13番、長岡議員の一般質問を許します。  13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 令和元年第4回益子町定例会、一般質問の2日目の最初の質問をさせていただきます。私にとっては久しぶりの一般質問となりますので、少々不安ではございますが、改選後のこの議会の中では古参議員の一人となりますので、新人議員さん方の少しは参考になる、そんな質問になればいいなということで少しプレッシャーを感じながら、通告に基づきまして私の一般質問を始めさせていただきます。  まず、1つ目でございます。固定資産税の画地補正について質問いたします。3つに分けてお伺いをいたします。まず、画地補正という言葉ですが、耳なれない方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明いたしますと、固定資産税がかかる1つの区画になっている主に宅地でございますけれども、その形が例えば間口が狭くて奥行きがすごく長いとか、極端に台形になっているとかいう変形の土地に対しましては通常の宅地に対して0.9掛けなどの補正がかけられる、そんな制度のことでございます。同じ地区内の標準的な四角い宅地と変形地の評価単価が全く同じでは不動産価格評価の実情に合っていないだろうということで、補正をかけるようにということで、現在は総務省のほうから出ている固定資産評価基準に書かれております。この固定資産評価基準では、評価の方法が2種類ございまして、市街地的形態を形成している宅地というところが市街地宅地評価法を使って、いわゆる路線価というものをつけて評価をいたします。それ以外の地域の宅地では、その他の宅地評価法を使います。いわゆる路線化地域では、全国一律の基準で補正する決まりでございます。益子もそのようにしているはずですが、それ以外の地域は状況類似地区ごとに分けまして評価をするわけですが、まずはこの状況類似地区の評価の補正について、当町の規定は全国的に見て標準的な基準なのかどうかお伺いをいたします。  また、本来ならばこの評価の補正は全町にわたって同じ基準で行われるものと思われますが、現在は町内のどの程度がカバーされていますか。全庁的にカバーされるのはいつごろを想定していますか。お伺いいたします。  そして、状況類似地区の補正基準ですが、当町においては昨年の12月15日付で告示第135号として施行されました。この基準がこの時期に告示された背景をお伺いいたします。なぜ今まで行われなかったのか、これが必要であることは町としていつごろから認識をされていましたか。お伺いをいたします。  以上、通告に基づきまして1つ目の質問をいたします。再質問も含めまして、わかりやすいご回答を望みます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員の質問に対し、執行部の答弁を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 長岡議員のご質問にお答えをさせていただきます。  当町の固定資産税課税のための宅地の評価につきましては、国の定めた固定資産評価基準に基づき算定をしておりますので、具体的な補正率について町に委ねられているものについても適用する補正率の範囲は国の基準に準拠しており、おおむね標準的なものと考えております。ご質問と回答の順番が逆になりますが、平成30年12月27日付の益子町告示第135号につきましては、状況類似地区における宅地の評価において益子町固定資産土地評価事務取扱要領における比準割合の計算方法と不整形地補正の率について規定したものであります。従来から国の固定資産評価基準に基づき評価を実施しておりますが、標準宅地との利用上の制約に差異はないものとして形状等による比準割合は実質的に補正がない比準割合1.0としてきたところであります。しかしながら、比準割合に対し個別に補正率の適用が必要となった際には客観的な補正率算定が必要と考え、今般利用料の改正を行ったものであります。改正した要領に基づく補正率の適用は、地籍調査が終了した地域を対象としておりますので、この補正率を町内全ての宅地へ適用するには相応の期間を要するものと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 執行部の答弁が終わりました。  再質問があればこれを許します。  13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) ただいま町長の答弁では、当町において国から出ております固定資産評価基準に基づいて宅地の補正はしているという答弁をいただきましたが、それはその他の宅地評価法状況類似地区においても補正はしている、してきたというふうに捉えてよろしいでしょうか。お願いします。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) おはようございます。長岡議員のご質問についてご説明させていただきます。  益子町におきましても、ご質問にありました状況類似地区で採用しております標準地比準方式の宅地の評価においては、形状補填比準比率というものを当然計算には入れております。ただ、計算上、先ほど町長のご説明の中でもさせていただきましたとおりでございますが、標準地、状類地域を細かく区分していることもありますので、状況類似地区内の標準的な形状の宅地を標準地として認定していることもあり、実際の形状等の比準割合につきましては1.0ということで、特別な補正を入れていなかったということではございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 1.0の補正率にする理由というのは、どのようにお考えでしょうか。1.0、またはそうではなくなる理由、それはどうして例えば補正すると1.0になるのか、またそうではない場合はどういう場合なのかというのをちょっとご説明を願います。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 形状等の比準割合の補正につきましては、国の評価基準の中でも1.0が標準でありますが、そこに補正として形につきましては最大0.4の加減、追加することも、減らすこともできるという規定になっております。先ほど申し上げましたように、状類地域の中の標準的な形状の宅地を標準地として選んでいますので、その標準地と比準する土地においては通常に使用する上では特別な制限等はないであろうということで、益子町では特別な補正をかけずに1.0を全て適用してきたということでございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 固定資産の評価がなぜ行われるのか、なぜ補正が行われるのかということについて、私調べたところによりますと、もともと固定資産の評価を決めるということは適正な地価を求める手法なのだと。客観的に適正な地価を求める手段として固定資産の評価、これが全国的にばらつきがあってはいけないということで国のほうから一定の基準と、固定資産評価、それを示して、なおかつ、固定資産評価基準を示して、なおかつ補正の付表を載せているわけです。要するに価格に影響を及ぼさないのであれば1.0、これはあり得ることでありますし、まさにそのとおりだと思います。益子町が今まで町内全域の宅地の形状を見て、全ての宅地においてその標準宅地の評点と変わらない、要するに地価として影響は及ぼさない程度の変形とか形であるというふうに全てを調べた上で1.0ということで決定をして今まで来ているということでよろしいでしょうか。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) ご質問にありました益子町の宅地全ての形状、画地を確認しているかというところにつきましては、画地は組んでおりますけれども、それがどの程度の不整形かというところは基本的に状況類似地域の中の全ての宅地について確認しているわけではございません。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 全ての宅地において調査していないけれども、全ての宅地において1.0を掛けているということの法的根拠といいますか、それはどこがよりどころなのでしょうか。
    ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 法的根拠というところにまでは至っていないかと思いますが、固定資産評価システム研究センターというところが国の事業を利用して、そちらの専門家たちを招いて研究等をしていた経緯がございます。そこで、平成20年3月のころであったかと思うのですが、状況類似地域内の標準宅地比準方式を採用している土地の評価につきましては基本的に、これは中の一委員の意見としてでございますが、利用上特別な制限がなければ1とすることも問題ないというような意見が出されていた経緯もございまして、長年、それ以前から益子町は1.0を状況類似地区で扱っていたこともあり、そのままになってしまっていたというような状況でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 一委員の方のご意見ということで今ご説明ありましたけれども、今のご説明の中において言葉尻をつかむつもりはないのですが、という状況になってしまっていたというような表現をされております。例えばこの状況類似地区、おたくの市、町はどのようになっておりますかということで、栃木県内の自治体、茨城県等もかけましたけれども、ほとんどの自治体がやっておりますという返答でございました。ただ、内情をよく、本人には聞きませんけれども、聞くところによりますと、1.0がほとんどだというような実情はあるようです。ですけれども、基本的に全ての地区について同じように、補正の表を独自で持っていなければ国が出した付表をもとにやっておりますよということでご回答いただいて、中にはまだ状況類似地区全部には至っていないのですというご回答をいただくところもございますし、もっと言えばやっていませんという回答をいただいたところもございます。その他の宅地評価法のところについては、実は補正はやっていないのですというような回答をいただいたところもございます。ただ、そういったところ、一つ一つの資産税担当の方の言葉のニュアンスというものがまだ全町的に至っていないのですというようなところ、要は本当は早くやらなければならないのにまだできていないと。また、那珂川町さんは30年度から全町へようやくいったらしいです。それは、あそこは地籍調査が早く始まっていたのです。もう地籍調査が一回終わったので、ようやく全町的にできるようになりましたというふうにいただきましたけれども、いずれにしても基本的にはやらなければならないということがわかっているのだけれども、実情的になかなかそこまでは手が回らない、またうちは前からやっていますよというようなご回答。認識としては、全ての宅地を調べた上で1.0、価格に変化がないという結論に至るということは、これはあるかもしれませんけれども、調べていなくて1.0に押しなべてやっているということは、これは中には不整形で明らかにこれは状況類似地区の中の標準宅地と同じ単価を掛け算することが、ここはさすがに明らかにまずいだろうというところも恐らく1つや2つはあると思うのです。それは、調べないと町民にとっての不利益をそのまま放置してきたということになりはしないかというふうに思うのですが、このような考え方について町長はどのようにお考えですか。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 今ご質問にありましたとおり、益子町の全ての宅地を確認したわけではございませんので、状況類似地区の中に著しく不整形な土地がある可能性は認識しております。そのような土地に対して補正を入れていくべきであろうというところも当然認識しているところでございます。長岡議員のほうからお話にもありましたとおり、1.0でも補正は入れているという答弁をされている町も恐らくあるかなとは思ってはいるのですが、益子町におきましても当然入れるべき補正ではあると認識しております。ただ、今回の町の要領改正で盛り込んだ補正の計算をするためには現況と公図に当然ながら高い整合性があるべきだろうと考えているところでございますので、その補正をそのまま、なかなか公図と現況が一致しないような地域にまで広げることは難しいとは考えております。ただ、今後の考え方としまして状況類似地区の中に著しく不整形な土地がある可能性もございますので、そちらの確認とあわせまして、今町にある資料として補正できる方法ということで航空写真と現況の課税参考図、現在持ち得る課税参考図の中で国の評価基準に定める補正の上限内で補正をかけるような、具体的な計算までせずに、見た、やや不整形とか、著しく不整形とか、そういう形状の判断で補正をしてはいけないというものではございませんので、そういうことで今後補正をしていくことも含めまして、地籍調査が全ての地域にまで終わるまでの間はそういう補正で入れていくことも考慮して今後進めていきたいとは考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 幾つかの市や町にお伺いしたところ、多くのところは地番図と呼んでいるところが結構あります。地番図とか、益子でいえば課税参考図なのでしょうか。とか集積編さん図、古いと余り使えないかもしれませんけれども、そういったものを幾つか使って、できるだけ現状に近いものを見つけて、皆さん大体図上でやられているようです。ただ、図上でどうしてもはっきりしないものは現地にも行くそうですけれども、基本的には図上で補正が必要かどうかの判断をしているということですから、今言うように、今町にある資料、それだけでも補正が必要かどうかの調査をすることは、これは十分始められることです。ただ、先ほどの告示の内容を見ますと、あれは陰地補正のことが基本的に書いてあるわけですが、地籍調査が終わったところからやると。そうしますと、何十年先になるかちょっと見当がつかないというようなところになりますので、それまでの間全く手をつけずという、あのまま見てしまうとそう読めてしまうのです。そこまでやりませんよというふうにとれるので、それは困ると。しかも、先ほど認識はしておりますということですから、恐らく歴代の税務課長さんの中にも認識はあったと思います。いずれやらなければならない、またここは他市町よりもおくれている部分であろうということは認識があったと思います。なぜその時点でできなかったのかというのは、またはやろうということで中で検討したことが現メンバーの中の記憶でしか探れないと思いますけれども、ございましたでしょうか。お伺いをいたします。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 過去に状況類似地区の中に補正を入れるような検討がなされたかというところですが、大変申しわけありませんが、私の知る限りでは具体的なそこまでの検討をしたというようなことは聞いてはございません。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 固定資産税務研究会編さんというのですか、「要説固定資産税」という本、私のはちょっと古いです。28年。恐らく税務課には新しいやつがあると思いますけれども、新しいやつは高いので、古いのをネットで買いました、安く。一応内容はほとんど同じだと思って見ている中で、そこに書いてあること、これは国、間違いないと思うのですけれども、市町村長はこの固定資産評価基準によって固定資産税の価格を決定しなければならないとありまして、この基準は法的拘束力を持つというふうに書いてあります。今までには最高裁まで争ったような事例も幾つか出てまいりましたけれども、いずれにしても書いてある、国が基準を決めました。このとおり全国的にばらつきがないように皆さんやってくださいということで各自治体にお渡ししているものに即して、基本的にやらなければならない。これは、恐らく行政マンなら絶対わかるはずですが、なかなか実情がそのようにいかないので、現状1.0。ほかのところ、全部見比べた上で1.0が多いというのは仕方ないにしても、いずれにしても今お話、ご説明ありましたように、やれるところからぜひやっていただきたい。それは強く要望するとともに、あと3つ目の質問にあった、このタイミングで起こった経緯をお聞かせくださいというのがあったのですが、それに関して町民の方からのご質問、ご回答という形の上でタイミング的にはここに至っているように思うのですが、その辺どうでしょうか。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 基本的にはタイミングが重なったところもあるかとは思いますが、昨年町民の方とのやりとりの中でその辺の形状の補正について納得いただく回答が難しかったという経緯はあったと聞いております。そこで、昨年におきましてこのような地籍調査を踏んだ地域からまず手始めということでやっていこうということで、この要領を昨年末、あとそれまでの間全くほかの地域手続ができないということでもなかなか難しいところがあろうということで、ご本人様等から測量図が提出された場合にはそれに基づいて補正の計算はいたしますというようなことで、昨年末にこの要領を改正したというところでございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) その方とのやりとりの中で、町のほうからも、ご本人様はまめなものですから、ワープロでいろいろと書いたやつで、書面で提出して、口頭でもあるでしょうけれども、それで書面でご回答をいただいているということがありました。その中で、やりとりの中で役場から出てくる書類というのは個人的な見解なのかというような質問も中に入っていまして、いや、個人的なことは役場からは見解として書面で出すことはないですよと、これはあくまでも町としての回答ですというお返事をされていますが、その辺は間違いないでしょうか。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 町からの回答ですので、当然個人的な感想というかコメントではなく、町のコメントということで回答しているところでございます。ただ、その文書の中で若干言い回しに不適切なところがあったのはちょっと確認しているところはございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 実は私がこの質問に至ったのも、議員では当時なかったですけれども、ある程度たってからというか、質問の行ったり来たりして、一番熱いときではなかったと思います。もう大体いいかなというような段階のところでということで来ていただきまして、見せていただいて、不勉強ながら益子町が、僕の感想では他市町にこの部分はおくれているということをその時点まで知りませんでしたものですから、改めて調べさせていただいて、状況を把握した上で、議員になりましたものですから、今回こうやって質問をさせていただいているところでございます。ただ、ちょっと残念というか、確認したいのですけれども、先ほど来の答弁、ご説明の中で補正はやっておりますということが前提で町長はおっしゃられましたけれども、回答している中で幾つもあります。7月6日に資料を先方に書かれているのもそうですし、6月15日のやつもそうです。基本的に状況類似地区内の評価が標準宅地と同じ理由は何ですかというものに対しての町の回答ということで今ご説明ありましたけれども、回答ということで町内には公図混乱地区が数多くあり、補正を行えない宅地が存在するため、公平性を期するために一律に補正を行っておりませんというふうに回答をしております。これ何度も書いています。何回か発行している紙の中に書いてあります。また、なお条例等による規定や実施要領はありませんというふうに書いてあります。これは、町としてこのように回答していることと先ほどの答弁と矛盾していると思うのですが、ここの説明をお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 今ご質問にありましたとおりの文書の中に、そのように書いてあるのは事実でございますが、本来であれば形状等の比準につきましては補正をしておりませんというよりも1.0ですとお答えするところがまず一つは正しかったであろうと考えております。もう一つ、その中で公図混乱地域があるため、今補正しておりませんというお答えになっているかと思うのですが、そこにつきましても基本的に公図混乱地域であっても補正を入れなくていいというものではないと認識してはおりますので、そこにつきましても今現状公図混乱地域を理由にすべきではなかったかなというところはあると考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) そうなのです。この書いてあるものの中では、行っておりませんということ、私も大前提のスタートなのです。これを見て、益子町はやっていないのだと、いつからやっていないのだということに関しましても昭和39年から資料が残っている中でもうずっとやっていないということ、私が40年生まれですから、ほぼ55年に近い年数ですけれども、やっていないと。先ほどありましたように、基準に基づいて画地の補正、価格に変動があると認識する場合は補正しなさいというのが国のほうのあくまでも法律です。  ですから、やらなければ、ここにもありますけれども、国のほうからの指導が入ることになっているのです、厳密に言ってしまうと。やっていないということが明らかな場合、しかも指導にも従わない場合みたいなことがあるかもしれませんが、いずれにしても厳しい表現は本ですからそう書いてありますし、そんなようなことにならないようにということで、結局銀行も私ちょっと確認しました。町内の地方銀行の方にも聞きましたけれども、銀行も宅地って評価するわけです。お借り入れをしたいとか、いろんな場合に来るわけですけれども、そういったときに彼らも結局この表、または独自の表かもしれません、いわゆる不整形地に関しては補正をかけています。比準表を用いて、基本的には国が出してきている付表の比準表に基づいて宅地を、結局評価減をしているのだということです。幸いかどうかわかりませんが、益子町は今まで比準で1.0で掛けてしまっていますから、銀行がそこに0.9掛けても実質的には0.9なのですが、わかりますか。銀行が勘違いしているのは、各市町は既に評価を、勘違いではないな。そっちが正しいな。評価をしているものとして見ている。益子町が出してきている固定資産の評価額は、これは補正がかかったものだと思ってその評価を見て、彼らはさらにそこに補正するのです。自分たちでもう一回補正をかけて、補正してしまって下げてしまうのです。それぐらい厳しく市場はやっているわけですけれども、いずれにしても価格に変化は、だから不整形地の場合は実際起きてしまうのです。それは、市場を見てもわかることですし、お気づきになっているのも、お調べいただいて昭和39年からやっていないということも既にわかっているわけですから、先ほどおっしゃられたように、これは早急にやれることをすぐにでも始める。町の中にある資料で十分やれるところはあります。公図混乱地区たくさんあることも私存じています。それこそ公図がないようなところも出てきます。全く違うところに家が建っているとか、どうなっているのだ、これという地域もある程度広いエリアでそういう白くなってしまっているところもあるのは存じ上げております。ですけれども、そうではない地域も実は町の中はたくさんありますので、地籍調査を待ってからではずっと離れたところの、地籍調査の順番がずっと後順位のところの大きく補正しなければならないようなところがもしあったら、その人はずっと高い税金を払わされるということになりますので、本当に突き詰めていったら裁判で返せとかいうこともやられたらちょっと厳しいというか、難しいような気がします。  先ほど来ここにあるように、益子町としたら補正を行っておりませんと回答して文書を出してしまっていますので、こういうものからして補正をやって1.0、要するに見た上で1.0ですということだったらば、それは十分対抗できるのですけれども、基本的には全部調査していないで1.0を掛けてきてしまいましたということにおいては反省すべきことだと思っておりますので、ぜひ早急に取りかかっていただきたいと思います。そして、大塚町長にこの質問に対して最後お伺いしたいのですが、行政の事務において他市町に劣っているということが認識できた場合は、それは早急に少なくとも追いつく、またはそれ以上の行政サービスを目指していく大塚町政であろうと思いますが、または最低限でいいから、罰せられない程度にやる町政を目指すとは思っておりませんけれども、高いレベルの行政事務サービスを大塚町政は目指しているのだということを確認させていただきたいのですが、お答えをお願いします。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 税務の今の補正の部分についてということではありますが、芳賀郡内の市町におきましても既に取り組んでいるところがあるのは確認しております。先ほどちょっと私のほうから申し上げたところではございますが、益子町においてもその補正の適用につきましてはおくれをとっているというところにはなるのかなとは考えております。その辺につきましては、今後そのようなことがないように適切に対応をしていきたいとは考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 大塚町長の直接のご回答をいただけなかったのはちょっと残念でございますが、ありがとうございます。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 最後の長岡議員のほうからのご質問でございます。町政全般にかかわることになろうかと思いますので、我々の執行部の政治姿勢と、行政の姿勢ということにかかわることについてお答えをさせていただきますけれども、我々はあくまでやっぱり信頼というものが町民との間で非常に大切なことだというふうに思っております。当然税金等についてもしっかりと説明責任を果たせるような形でなければいけないというふうに思いますので、もう一度さまざまな形で点検をさせていただいて、是正すべきところがあれば是正いたしますし、そうではなくて我々が述べていることが正しかったのであれば、それをしっかりと町民の皆様に納得がいただけるように説明をしていくということで、いずれにいたしましても信頼関係を損なうことがないような行政運営をさせていただきたいというふうに思っておりますので、ご理解をよろしくお願いします。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) たまたま今回私、一町民の方のご相談を受けるという形でここに至ったわけですけれども、これ以外にも、私も不勉強ですので、なかなか気づかない部分もあると思いますが、恐らく執行部の皆様方、各課長さん、部長さん、三役の方も含めて、もうちょっとこうしたらいいのになということが多分日常業務の中であるのではないかと思います。他市町はここまでやっているのだけれども、なかなか益子はそこまで手がいかないのだよなということをお気づきの点きっとあると思いますので、なかなかお忙しいとは思いますが、そういったペンディングになっているような、前からやったほうがよかろうと思っているようなことがもしあれば、できるだけ時間をつくって手をつけながら、いい仕事したなと思えるような日々を過ごしていただければな、それが町民の幸せにつながるというふうに思っておりますので、またそこから感謝をされる役場の職員の皆様の人生も輝くと思っておりますので、ぜひやるべきことがあれば取りかかっていただきたいなと思います。  それでは、2つ目の質問をさせていただきます。中学生の海外派遣事業についてお伺いいたします。益子町におきましても中学生の海外派遣事業を行っているわけですけれども、なかなかの人気事業だというふうに聞いております。派遣できる数には限りがございますから、希望していても行けない生徒もどうしても出てしまいますけれども、その状況を踏まえて近年の応募状況はどんなような状況なのか。また、今後派遣先とか予算の変更、こういったものがあるのかをお伺いします。また、応募者の中から派遣者を選考する基準はどのようなものなのか。それは明文化されて、公平性は保たれているのかお伺いをいたします。そして、今までに派遣された生徒たちのその後の成果はどのようにあらわれていますか。さらによい成果を期待するための考えがあれば、お伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員の質問に対し、執行部の答弁を求めます。  岡教育長。 ◎教育長(岡) 長岡議員のご質問にお答えをいたします。  初めに、海外派遣事業につきましては中学生を友好都市であるイギリスのセントアイヴスに派遣いたしまして、ホームステイや現地スクールでの交流活動を行っております。近年の応募状況でありますが、平均して30人以上の申し込みがございます。派遣先につきましては、令和2年度もセントアイヴスを予定しております。  次に、派遣団員の選考についてでございますが、作文及び面接試験により団員を決定しております。基準は明文化しておりませんが、作文の内容や面接での受け答え、英会話の習熟度、日ごろの学校生活の状況などを踏まえ、また各学校のバランス、これなども考慮いたしまして、実施委員会において厳正に選考しているところでございます。  次に、事業の成果についてでございますが、派遣された生徒たちからは将来は外国で活躍できる人になりたい、視野が広がり、世界のことに興味を持つようになったなど、意識の変化が見られました。このような経験は、将来の進路や今後の生活に大いに生かされ、豊かな国際感覚と郷土愛を持った青少年の育成という目的が達成されるものと考えておりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 執行部の答弁が終わりました。  再質問があればこれを許します。  13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 令和2年度に関しましてもセントアイヴスということでございましたが、その先、やはりダブリンのことも少し気になるのですが、まだそのまましばらくセントアイヴスでいかれる予定でしょうか。それと、予算のことがちょっと今なかったので、人数も現状維持なのか、もう少しふやしたいのか、ふやしたいというか、ふやせるのか、その辺もちょっとお伺いします。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) ダブリンにつきましては、前に私も中学生の海外派遣ということで法師人前副町長、それから芸術関係で藤原ご夫妻と4名で行ってきた経緯がございます。そのときにダブリン側といたしましては、まず向こうは高校生を次の年にぜひ派遣させたいというので、議員ご案内のとおり益子芳星高校に来られました。益子町についてはまだ決定はしていないので、今後実施委員会などを開きながら検討させてくださいというようなことで、令和3年度以降についてはまだ未定でございます。  予算につきましては、課長のほうから答弁させます。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 予算につきましては、そういうことなものですから、来年度も同様な形でというふうに考えております。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) それでは、先ほどの選考のことです。応募が30人ぐらいいるのだけれども、行ける人数が12でしたっけ。なかなか厳しい倍率なので、できれば予算をふやせれば、なかなか全体のバランス、財政のほうも頭が痛いところでしょうけれども、いずれにいたしましてもその狭き門、ある意味、を通過するために子供たちは一生懸命多分作文を書くと思います。私の認識が合っているか合っていないか、あれなのですけれども、基本的に英語の習熟度という話ありました。やはり英語圏への派遣ですから、英語のそれまでどのように頑張ってこられたかとか、学生生活をどのように頑張ってきたかということが重要になると思いますが、自分の思っている中で生徒会の方は大体通るなとか、あと英検なり、そういう資格がある程度取れている子がやはり優先されるのではないかなとか、スピーチコンテストとか、そういったものが加点評価になっているのではないかなというふうに感じておりますけれども、その辺いかがでしょうか。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) 益子町におきましては、実施委員会において選考基準については明文化はしておりませんが、議員ご案内のとおり、募集をするときにそこに応募条件というのがございます。元気で明るく、異文化理解に意欲的な者、これを私たちは一つの目安にして広くいい人材に応募してもらって、やる気のある人材に応募してもらって、平等に選考試験をやろうということで、選考試験は2つです。面接と作文です。面接は異文化理解というのがございますので、ある程度英語についてもそれなりの素養が必要であるということと、それから日本語でやっぱり動機とか、そういうものをしっかりと聞いていきたいなということでやっております。もっと具体的に申しますと、明るく元気というイメージで私たちが質問させていただくのは本人が心身ともに健康であるかどうか、これは非常に大きな要素になっています。それから、集団生活に規律を持って参加できるかどうか。それから、集団生活が苦手とか、やっぱり厳しいものがあります。それから、意欲となりますと何で私はこの海外派遣に応募したのかという動機です。それから、こういうことをぜひホームステイやあるいは海外の交流体験、学校との交流体験の中でやってみたい、そういう意欲も必要です。異文化理解に必要な英語力ってどのくらいか。基準は示しておりませんけれども、2年生程度は大体、3年生になりますと英検3級というのが目安になります。ですので、私たちは大体英検4級程度の力があれば大丈夫だということで、これは厳しいですけれども、英語で答えなくてはならないということです。先ほどご心配があったように、生徒会とかというのですけれども、学業とか、もちろん部活動とか、生徒会とかいろいろありますけれども、ふだん学校生活の中で非常に自分の活動に対して責任を持って意欲的にやっているということを総合的に判断をして面接と作文。作文も同じように600字から800字というふうに明記されていますので、1枚だと厳しいです。400字になりますから。それもきちっと子供たちに示してやっておりまして、それらを総合的に勘案いたしまして、しっかりと実施委員会において選考しているということでございます。よろしくお願いします。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 応募要領というか、応募条件に関しましては何かしらの文章化されたもの、こういう方を募集しますというようなことがあるようですけれども、何でこういう話が出てきますかというと、やはり私も前疑問に思ったことがあったのです。ほかの方と話していたときに、やはりあれはどうも公平ではないねというようなことを感じている方がいたものですから、それを改めてそういう疑念を持たれないようにするためにはある程度明文化、少なくとも今お答えいただいたようなことが文章化された上で示されて選考に入っていかないとそういう疑念が今後も出てくる可能性があるのではないかということで明文化、今の募集要項以外にも教育長が今おっしゃられたような考え方とか、できれば加点になるようなものとか示しておくと、例えば中学1年生入ったときから行きたいからこの資格をここまでには取るのだとか、こういうチャレンジをするのだとかいうことも呼び水になりますので、そういったものはやはり書いたほうがいいのではないかなと思うのですけれども、その辺いかがですか。 ○議長(星野壽男) 岡教育長。 ◎教育長(岡) いろいろな市町の実施委員会の考え方があろうかと思います。議員ご案内のとおり、多くの市町では選考基準というものを改めて定めて公表しておりません。もちろん定めているところもあります。その理由は、チャンスをできるだけ多くの人が希望できるように、自分にもチャンスがあるだろうということで応募資格、先ほどお示しした応募資格を挙げているところです。実際に46名も応募されたときもありました。誤解があるといけないのですが、生徒会役員だから必ずしも行くということはありません。実際に行けなかった子もおりますので、それはこの場で報告させていただきたいと思います。あくまでも本人の応募資格に沿って、応募してくださった子供たちをしっかりと面接させていただいて、そしてその中で厳正に選考するということでありますので、どうぞご理解とご協力をお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) できるだけ多くの子に応募していただくと、できればあと一、二名ふやしていただければ、その子たちの希望ももう少しかなうのかなと思います。先ほどセントアイヴスの話もいたしましたけれども、ダブリンにおきましては町長もこの間まで行っておったと聞いております。友好都市としてダブリンのほうも大分交流が深まってきているように思います。私調べてみたところ、ネットで調べられる限りのダブリンの状況、それと今グーグルマップで上から見れますので、どんな町なのかなと思って見ている限りにおいて、基本的に所得の高い地域だということはまずわかりました。あと、住宅地であったりとか、ゴルフ場であったりとか、大きなお店もありますし、かなりそういった意味では洗練されている。ただ、位置的に行くのに少しストレートで行けないというのがありますけれども、それにしてもまず治安は安全そうだなと、それと裕福な家庭が多いということもあって、ホームステイもある程度受け入れが可能なのではないかなというふうにも思いました。文化交流を含めて、こうやって結びつきが強くなってきたことを、町の税金も使っておりますので、さらに生かすためにはダブリンも派遣先の選考に今後なっていいのではないかなというふうに思っております。やはり町民一人一人に、例えばセントアイヴス、イギリスであれば益子焼のほうで店頭、ロンドンとかいろいろ、イギリスの関係は交流というか、作家さんに来ていただいたりとかもやっておりますので、それが一つの文化交流の、いろいろお金も使っておりますけれども、その先の展望を読むということに関して生かせる、希望を持つと。ダブリンに関しましても、そういった意味では子供たちの交流ということでさらにこれからの展望を望むこともいいのではないかなと思うのですけれども、その辺は町長はどのように考えますか。 ○議長(星野壽男) 済みません。傍聴者の方に言います。議場は脱帽ですので、帽子をお願いします。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 今長岡議員のほうから、これは前向きな提案というふうに受けとめてよろしいのでしょうか。ダブリンについても十分、先日も行ってまいりましたけれども、日本人比率が非常に高いというようなことがありまして、子供たちに非常に安心感を持ってもらえるのと、それからアメリカでありますから、これはイギリスのセントアイヴスと違って、非常に多国籍、さまざまな民族が1つの学校に集まって、さまざまな言語、いろんな考え方の人が集まっている、その多様性がまさにアメリカ。その成長の、これがアメリカの根源になっているのだろうなというようなところを感じることができるというふうに思います。海外派遣については、やはり国際感覚、自分たちと全く生まれも育ちも違うような人たちと触れ合うことによっていろんなインスパイアされるというか、そこで触発をされる、そういう機会に私は必ずなるというふうに思っておりますので、そういった意味においてはアメリカ、ダブリンというところは大きな可能性のあるところだなというふうに思っております。それから、向こうからも非常に積極的に、今度6日の日に、今週市長さんと副市長さんが来られて、ここで演説をしていただきますけれども、来年向こうから子供たちを送り込みたいというふうな話もありまして、非常に先方も積極的であるということもありますから、末永いおつき合いができればいいなというふうに考えています。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) せっかく交流が深まっているところでありますから、今度ダブリンに関しましては私のイメージは文化交流の先に子供たちの成長のためにアメリカとのつながりが深まればいいのかなというふうに思っています。  そこで、ここも終わりにしますけれども、ダブリンの話が出ましたので、少しおわびを申し上げたい部分がございます。今回天人疾風の会の方々がダブリンに行かれたわけですけれども、私前回の議会の報告の中で刷り物としてお出ししておりますけれども、その中で予算の使い方に関しての私の考えを述べただけではなくて、そこに行かれる方々を非常に傷つけてしまうような表現が入っていたこと、これは私本当に落ち度でございまして、落ち度というか、私の不徳の部分でございますので、純粋な気持ちで行こうとしているそのやさきにああいう文書で傷つけてしまったということに関して非常に反省をしておりますし、ここでおわびを申し上げたいと思いますので、ここを使っていい場面かどうかわかりませんけれども、いずれにしてもそれを申し上げさせていただきまして、さらにダブリンも含めまして交流を深める、そして子供たちの未来が明るく、自分で殻をつくらないで、もっと大きな世界へ出ていく勇気、そういったものも醸成できるような町づくり、町であってほしいなというふうに思いますので、執行部の方々の一層のご努力を期待いたしまして、私の質問を終了させていただきます。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員の一般質問を終わります。  休憩をします。               休憩  午前11時00分                                                          再開  午前11時10分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。  続いて、10番、岩﨑議員の一般質問を許します。  10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 皆様、改めましてこんにちは。10番、岩﨑でございます。  昨日は1期生の皆さん3名が初めて一般質問に立ったと。私も4年前の9月の議会で初めて一般質問いたしました。やっぱりその思い出が、きのう聞いていてフラッシュバックしたような感じがいたしまして、非常に感慨を受けたような気がいたします。4年間、どのぐらい成長したか、非常に不明ではございますが、頑張ってやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、令和元年第4回益子町議会定例会におきまして、質問通告にのっとりまして、一般質問をさせていただきます。まず、町政運営についてご質問させていただきます。  1、町に対する寄附受納事務受け取り要綱の作成は完了したのか。一般寄附と負担つき寄附との区分けはどのようにしているのか。公民連携、PPPの取り組みはどのように考えているのか。連携協約についてはどのように考えているのか。  以上、4点お尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員の質問に対し、執行部の答弁を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 岩﨑議員のご質問にお答えをさせていただきます。  まず初めに、寄附受納事務取扱要綱についてのご質問でございますが、平成30年9月議会でもお答えしたとおり、さまざまな寄附物件の申し込みがあると思われますので、作成につきまして検討いたしました結果、現状のとおり、状況に応じ個々に対応してまいります。  次に、一般寄附と負担つき寄附との区分けでございますが、多くの案件が一般的な寄附でありますが、地方自治法第96条第1項第9号により議会議決を要する案件を負担つき寄附としており、寄附物件の内容に応じて一般的な寄附と区分けをしております。  公民連携、PPPにつきましては、住民ニーズの多様化、高度化が進展する中、行政と民間のパートナーシップにより、行政が持たない民間の知恵やアイデア、資金や技術などを活用し、官が担ってきた分野を何らかの形で民間に移転することで、公共サービスの向上と財政支出の効率化が期待できる仕組みでございます。  町といたしましては、これまで指定管理者制度や第三セクターなどについて取り組みを進めてきたところでございますが、今後さらなる人口の減少が進み、厳しい財政状況が予想されることから、良好な行政サービスを確保しながら行政経費の削減を図るため、公民連携につきましては、その活用幅を広げていくための調査研究を進めてまいりたいと考えております。  次に、連携協約についてでございますが、少子化による人口減少が進み、社会経済が厳しくなる中、個々の町だけでは住民ニーズに対応困難な状況が発生していることに鑑み、地方自治法が改正され、他の自治体と分担について協約を締結することができることとされているものでございます。  町では、これまでも近隣町と連携し、芳賀地区消費生活センターの運営や芳賀郡障がい児相談支援センター運営など、事務の一部を共同して管理、執行してまいりました。連携協約は、地域が有する共通の課題等に対し、相互協力を形成していくための方法であり、その取り組みに際しましては、近隣市町との共通認識が必要となってまいります。郡内1市4町におきましては、芳賀地区広域行政事務組合が組織され、事務の共同処理が行われているところでありますので、連携協約の必要性につきましては、これら広域組織の中で検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 執行部の答弁が終わりました。  再質問があれば、これを許します。  10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ただいま答弁で受納事務取扱については個別に対応するというような答弁をいただきましたけれども、やはり寄附の受納については明文化しないと町民の皆様に納得がいただける公平な判断ができないと思うのですけれども、その辺はいかがお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 寄附受納事務取扱要綱の作成ということでございますが、なぜこれを作成しないかということでございますけれども、寄附物件につきましては、展示するスペースが必要であったり、維持管理に費用負担が生じるものがあったり、いろいろなタイプのものがございます。検討した結果、それを全てカバーできるようなガイドラインというのですか、そういうのを作成するというのは非常に表現が難しいというところがございまして、またこのガイドラインをつくったがために不具合な物件も受け入れるというようなことも想定がされますので、またあと件数もそんなに多くないということもありますので、今後も今までどおり、そのときの状況に応じて寄附受け入れを決定していきたいというふうに考えております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ちょっと私と考えが逆なのですけれども、いろんなものの寄附を持ち込まれても、これこれ、こういう要綱に合致しますから、いただきますとか、今答弁にございましたけれども、多額の費用がかかりますというのは、そういうものが、よその受納要綱を見ますと、多額の費用がかかるものはお断りしますとか、例えばいただいても修繕はいたしませんとか、そういう条件をきちんと明文化しておけば、町民の皆さんは平等な判断できると思うのですけれども、個別にやるということが、そこが本当に公平にできるかどうかというところが非常に疑問に感じますので、この要綱の作成が必要ではないかという質問をしているのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 先ほども言いましたが、表現というのが非常に難しいところがございまして、また時代によって変わっていくような、価値も変わっていくような物件もあるというふうにも認識しておりますので、そのときの状況に応じて判断するというのが一番ベストなことなのかなというふうに思っております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) これ自治体によりましては公有財産管理審査委員会というので、この寄附の案件をそこで審査するというシステムをとっている自治体なんかもあるのですけれども、個別であれであれば、こういう審査会にかけて可決されましたとか、否決されましたというような答弁も可能ではあるのではないかと思うのですけれども、こういう審査会をつくるかつくらないか、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) ご提案として受けとめさせていただきます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 最近公共施設の売却のマイナス入札というのが行われるようになっておりますけれども、何でこのような事態が起きているとお考えか、お尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) ご質問にお答えいたします。  まず、マイナス入札の要因といたしましては、インフラ、資産価値がマイナスのもの、いわゆる解体費用とか加味しますと、マイナスになるということで、マイナス入札というふうになっているというふうに聞いております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) この受け入れ要綱の作成についてお尋ねしているのは、今ありましたように、マイナスになってしまうと。いろいろ人の話ですけれども、負債のつけかえを行政に対する寄附でうまく移してしまうというようなことを考えている人がいらっしゃるみたいですし、またその受け入れ要綱にはそういうものは受けませんというような要綱をうたっている自治体もあるのですけれども、その辺を明確にする必要があるのではないかなと思うのですけれども、その辺はいかがお考えでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) マイナスになるというような話もありますので、やはりそれもそのときの状況に応じて判断するということでございますので、当然そういったもの、マイナスになるような案件ということであればお断りするという形でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) では、1つお尋ねいたしますけれども、案件によって審査するのはどういうメンバーで審査されるのでしょうか。寄附の審査、受け入れるか、受け入れないかというのは。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 総務課が窓口となりまして、あとは担当課と協議をいたしまして、最終的には町長の決裁という形になります。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ちょっと前向きな答弁いただきたかったのですけれども、要綱作成を要望いたしまして、まずここは終わらせていただきますけれども、次の質問させていただきます。悠和館の建物、これ負担つき寄附で議決されているのですけれども、この底地の話が明確な答弁いただいていないのですけれども、この底地は一般寄附であるのか、それとも負担つき寄附の中に入っているのかどうか、こちらをご説明願います。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 寄附の申込書につきましては、建物の表示、あとは水回りの施設関係だけなのですけれども、悠和館を運営するに当たって、土地も町名義ではないと困るということもありまして、寄附をいただくというような取り組みが行われたところでございます。ということで、負担つき寄附の内容に入っているのかなというふうに思っております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) これ本当でしたら、書面でというのが当たり前で、構図と建物の図面というのは議会資料に添付されるのが本当だと思いますけれども、そのあやふやというのが、言われた一般寄附なら一般寄附して、負担つき寄附なら負担つき寄附と、ぺって言ってもらえればいいですけれども、何かきちんとした答弁がいただけないというのはちょっと何だかすっきりしないのですけれども、底地の確定が境界確定が進めているということは、まだ終わっていないのですけれども、この底地の所有者というのは誰なのか、ちょっともう一度確認させていただきます。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 建物が建っている部分につきましては、塚本さんの所有になっています。それから、近隣の山の部分の所有者につきましては何名かいらっしゃいまして、その方と境界確認のほうを今進めている段階でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 過去の議会の説明のときには株式会社つかもとさんというので、塚本さんと株式会社つかもとさんは法人と個人でまた別ですし、土地も(株)つかもとさんが寄附してくれるというような答弁を受けているのですけれども、何人も所有者がいるとかという話はそのところにはなかったと思うのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 土地の所有者につきましては、塚本純子さんと妙子さんで、土地の登記関係、寄附の登記関係につきましては、株式会社のほうのつかもとのほうで手続のほう進めるということになっております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 土地の境界確定がなかなか進まないということなのですけれども、もしほかの方がいるみたいなことが判明されたとかが出てきた場合はどのようになるのでしょうか。ほかの所有者がもし何名ぐらいいるというお話受けましたけれども、もしそういう話になってきたら。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 土地の所有者の何名かというのは塚本さんら2名の方、先ほどお答えした、隣接している土地の所有者が何名かいるということで、その方に立ち会ってもらって境界確認のほう進めている段階でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。
    ◆10番(岩﨑秀樹) 例えば境界確認していて、ここだと思っていたら、こっちですよという話になってしまって、それがずれて入ってくるようなことはないですかという質問しているのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 何度かそれを確定させるために過去の写真なり航空写真なりと現地のほうを照合しながら境界確認のほうは進めておりますので、ずれるということはちょっと考えにくいかと思っております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 過去の説明で、もう春ぐらいには登記終わるみたいなお話で、いい感じで進んでおりますという話を受けていたのですけれども、年度いっぱいかかってしまうみたいな、この間答弁いただきましたけれども、それは理由は何なのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 当初参考にしておりました航空写真のほう等、古いもので現況がちょっと変わっておりますので、新しいものから今度古いもの、航空写真に切りかえまして、その古いもので今境界確認のほうさせていただいておりますので、それでちょっとおくれが生じているということでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ちょっと明確な答弁いただけないので、期日までにはきちんと境界確認をして、所有権の移転まで済ませていただくことを要望しまして、これは終わらせていただきますけれども、過去の答弁の中で改築の費用がかかるから、負担つき寄附と説明を受けまして、悠和館といいますか、前の平成館は負担つき寄附で議決されているわけなのですけれども、同じように考えると、ましコッコハウスも本当はこの考え方でいくと、これは負担つき寄附でしないといけないのではないかなと思うのですけれども、何かあれはわからないうちに報告で終わってしまったのですけれども、その辺の整合性というのはどのようにお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 悠和館の株式会社つかもとさんからの寄附につきましては、観光誘致等、地場産業の振興のため、活用を願いたいという明確な条件がありましたので、これを負担つき寄附として受け入れたというところでございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 過去の答弁ではそのようなこと言われないで、これから改修するのに負担がかかるから、負担つき寄附になると、私そういう質問したら、回答はそういう回答されたのですけれども、何かちょっと今と全然回答が違うのですけれども、明確な、そういうことでされたということで、前の答弁ちょっと食い違いますけれども、それでよろしいのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) ちょっと食い違ってはいないというふうには解釈しております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 自治法の96条の9項の負担つき寄附なのですけれども、この負担つき寄附には附帯条件の不履行により寄附の返還義務が生じますとありますけれども、町はこれはどのように解釈されているのかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 総務部長。 ◎総務部長(加藤) 先ほども言いましたが、観光誘客と地場産業の振興のために活用願いたいという明確な条件があるわけでございます。当然活用しないのであれば、寄附はしないというふうにもとれますし、また町が活用しないということになった場合にはうそをついたことになりますので、当然寄附の契約は解除になるというふうに思っております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 続きまして、公民連携のほうでちょっとご質問させていただきますけれども、これもホテルの話なのですけれども、非常に参考になる事例がありましたので、ちょっとお話しさせていただきますけれども、タイトルは「一棟貸しの町家ホテルをコンセッションで運営、日本一小さなコンセッション」ということで、タイトルなのですけれども、これ岡山県津山市の事例なのですけれども、やはり平成館のように、これは江戸末期の伝統的建造物ということで、床面積も近くて、520平米のもの、これを市に寄附していただいて、市がこれを整備するというお話なのですけれども、一番最初に手をつけたのがありきたりの、コンサルに委託してつくってもらって、そして指定管理者でやるという形で始まったみたいなのですけれども、ちょっと始まったら市長選があって、市長さんがかわってしまったと。そしたら、市長さんがこれはもう一回見直しなさいと、それでゼロから始まって、直営と指定管理とか公設民営とかBTOとかと、PFIのいろいろ手法をとっていって、最終的にコンセッションでうまくいったという話なのですけれども、まず一番最初にやはり市として取り組んだのがサウンディング、担当者のお話聞きますと、民間は発想が行政とまるで違うと。例えば宿泊料金の考え方がそうだ。我々行政の人間は市内のビジネスホテルの相場を基準に考える。しかし、サウンディング参加者からはビジネスホテルと価格競争をするのは間違い。海外の富裕層などをターゲットに、高級旅館に仕立て、それに見合った料金を設定すべきであるという、そういうふうな形で、もう一つも施設内には厨房は設けず、近隣の飲食店と連携すると案が出た。地域の経済の波及効果も出る。宿泊客に地元産の食材を印象づけることも非常に活性化につながるということで、やはり一番最初にサウンディングというものに取り組んでいるのですけれども、やはり当町といたしましても、サウンディング型の市場調査というのを進めていく必要があるとは思うのですけれども、この辺はいかがお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまの再質問にお答えをいたします。  PPP、官民連携の中で、特にPFI事業とか、議員ご指摘のコンセッション、運営権の譲渡、これについてはやはりその事業を受けてくれる事業者がいるかどうか、幾ら行政主体がこの案件を、例えばPFIでやりたい、コンセッションでやりたいと言いましても、それを受ける事業者がいなければ、それは一方的な話になってしまいます。そういう意味で、今議員ご指摘のとおり、やはりその案件を進める前に事業者との十分な意思疎通を図って、その中で事業者が、町が求める行政レベル水準を満たすノウハウを持っているかどうか、そこを最初に見きわめることは極めて重要だと思っております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 的確なご回答ありがとうございます。  それとあと、コンセッションがうまくいったということで、一番最初にサウンディングをやって、次にプロポーザルでうまく合致したということであるのですけれども、これで派生したことが市にもよかったということは、やはりファシリティーマネジメントというものを各課にわたって物件の上手な運用の仕方を考えたことによって、その派生した知見がふえたというのが非常にメリットになっていると思うのですけれども、ファシリティーマネジメント、これ調べますと、土地、建物、設備等を最適な状況、コスト最小、効果最大で保有し、使用し、運営し、維持するための総合的な経営活動となっているわけですけれども、やはりこの辺のことも町としても取り組んでいく必要があるのではないのかなと思うのですけれども、このファシリティーマネジメントについてはどのようにお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) 今の再質問にお答えをさせていただきます。  今のファシリティーマネジメント、これは悠和館の運営にまさに当てはまるものだと思っております。従来プロポーザルをしまして、業者のほうから募ったわけですけれども、どうしても業者の目線については、自分たちが運営をしているホテルの延長線上で物事を考えているところが強いと思います。そうではなくて、プロポーザルの要綱にもありましたように、悠和館の持っている平和的価値、そこのところをいかに最大限に発揮するか、そこがまさにファシリティーマネジメントの今回の要だと思っております。あそこの悠和館の運営につきましては、単なる宿泊施設という位置づけではなくて、そこの価値のところを最大限引き出す。議員ご指摘のように、そこの宿泊料についても、町なかの平準的な宿泊料が本当にいいのかどうか、もっと価値あるものに対してはもっと高い宿泊料を取って、顧客にサービスを提供するというのはまさそれは市場原理でございますので、そんな形で町としても対応していきたいと考えております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 津山市の例をとりますと、これは20年間コンセッションで契約しているわけですけれども、20年間維持管理は全て受けた方がやってくれて、町の持ち出しはゼロと。それで、あとは市と協議して、何か変更するときは業者の持ち出しで改築しますというようことになっているのですけれども、今悠和館の話ございましたけれども、これに対しては町の持ち出しはなくても大丈夫ということなのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) おっしゃるとおりでございまして、今悠和館の運営につきましては先日も株式会社ましこカンパニーが運営をするということで町長のほうから答弁をさせていただいておりますけれども、町のほうからの持ち出しについては今のところ全く考えてございません。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 安心しました。  それともう一個、この連携協約で、これ調べますと、非常にいい例があるのですけれども、例えば鳥取県と岡山県は連携協約を結んで移住定住やっているみたいなのですけれども、これやっているからいいかわからないのですけれども、日本で1位、移住定住者数が1位が岡山、これ平成26年の資料なのですけれども、岡山県が1位で、鳥取県2位になっていると。また、鳥取県、岡山県、広島県の3県によるマイナンバー制度の統合指名システムを連携協約でやったら、鳥取県の場合を見ますと、この国の想定は7,000万だったのに、実際の導入は3,200万でできてしまったと。連携協約を進めていくのは非常に大切だと思いますし、もう一点、これまた変わった事例なのですけれども、倉敷市、自分でファシリティーマネジメント業務をやりながら連携協約を結んで、周りの市町村の連携協約業務を請け負うという事業をやっているみたいなのですけれども、どうしてもファシリティーマネジメントというか、名前を言うのは簡単ですけれども、各課にわたってやると、非常に職員さんが少ない自治体なんかは大変なのですけれども、そういう、これちょっとそばにないのが残念ではありますけれども、倉敷市なんかも実際コンサルタントにお願いすると2,000万ぐらいかかるものを440万で受けて、やっていただけるとか、こういういい話があるのですけれども、ちょっと近隣でどういうものがあるかちょっと私調査不足でわからないですけれども、何かいいものあったらぜひ取り組んでいただきたいと思うのですけれども、そのようなお考えはいかがかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) ただいま議員のおっしゃった鳥取県、岡山県、広島県等の事例等でございます。確かにその中で移住定住のツアーであったり、移住相談会、移住に関して申し上げればそのような取り組みを実施をしているところでございます。例えば移住に関する相談会でありますとか、こういったものにつきましては、現在栃木県を中心に合同で実施をしているという部分はございます。ただ、体験ツアーでありますとか、そういったものについてはやはりそれぞれの市町が単独で実施をしているという実情でございます。そういった中では近隣の市町と合同して実施をしていくというような方策も今後は必要になってくるであろうというふうに考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 余談なのですけれども、PPPの先を行く、今話題となっている民設民営の図書館というの、これ宇都宮にあるもみじ図書館というのを先日私見てまいったわけですけれども、蔵書1万冊程度の小さな図書館ではありますけれども、シャッター通りになっていた商店街をにぎわすのが目的でつくられて、これ既に空き店舗に17店舗が入ってオープンしているということです。今町で進めている図書館も人の出会いの場である滞在型をコンセプトという図書館であるわけではございますので、町の図書館のコンセプトとも合致しますし、昨日のご答弁の中にありました企業誘致よりも起業家、いわゆるアントレプレナー支援に力を入れていくという答弁にも合致し、空き店舗、空き家対策、移住定住にもつながって、そして何よりも懸念されている多額の費用がかからない、いいことづくめのような気がするのですけれども、このようなお考えはいかがかどうかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  ただいま議員からご提案ございました空き店舗対策でございますが、国においては中心市街地活性化基本計画の策定を通じて、こういった取り組みをしております。また、そういった空き店舗の改修、例えば先ほどお話ありました、図書館に改修するとか、あとほかの事例でいきますと、子育ての支援施設、そういったものに改修する、そういったものに関して国の財政的な支援等もございますので、今後はそういったものを検討しながら、益子町においてもそういった空き店舗対策等に取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) これまでの質問でも、何度も行政と民間は違いますという答弁をいただきました。確かに過去にはそのような考えが通用した時代もあったかもしれません。平成の時代ならいざ知らず、令和の時代に合致しているかというと、甚だ疑問が残ります。より一層広い視野と多くの引き出しを持ち、町政運営に邁進されますことを希望いたしまして、この質問を終わらせていただきます。  続きまして、財政運営について質問させていただきます。新公会計制度の理解度はどのあたりまで進んでいるのか。施設ごとのライフスタイルコストの計算はしているのか。施設ごとのバランスシートの作成の必要性を感じるが、いかがお考えか。ましこカンパニーの増収減益の理由はどのようになっているのか。町民の皆様へのわかりやすい財務4表の公表の必要性を感じるが、いかがお考えか。  以上、お尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員の質問に対し、執行部の答弁を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 初めに、新公会計制度の職員の理解度についてですが、町の財政状況を示す財務4表につきましては、これまでも部課長会議等で内容についての共通理解を図ってきたところであり、一律に推しはかることはできませんが、一定程度の理解は進んでいるものと認識をしております。今後も研修等を行いながら財務4表の意義を説明できるような職員を育成してまいりたいと考えております。  次に、施設ごとのライフサイクルコストの計算につきましては、既存の施設ではライフサイクルコストの中で大きな割合を占めるランニングコストについて、今後の縮減が図れるよう、施設の改修や修繕、維持管理費用について、毎年度予算化をしております。また、今後新しい施設を整備するに当たりましては、その規模や整備、管理の手法などを検討していく上で、ライフサイクルコストの算定は必要であると認識をしているところでございます。  次に、施設ごとのバランスシートの作成の必要性についてでございますが、バランスシートは施設の老朽化度合いや現在価値、施設整備のための財源のバランスなどを把握することができ、さらに運営に係るコストを計算することにより、施設の費用対効果などを図る目安となるものと考えております。しかしながら、町が保有している施設の運営形態はさまざまでありますので、個々の施設のバランスシート作成の必要性につきましては今後検証していくこととし、まずは固定資産台帳のデータを活用しながら施設ごとの資産、コスト管理を行ってまいりたいと考えております。  次に、株式会社ましこカンパニーの平成30年度決算についてご説明をいたします。第4期となる平成30年度の売上高は、約6億2,300万円であり、前期に比べ120%の増収となりました。主な要因といたしましては、当初計画を上回る来場者が記録されたことが挙げられますが、物販や飲食、加工、交流といった各部門全てにおいて前年を上回る売上高を記録し、とりわけ加工商品の販売が好調でありました。一方、当期純利益に関しましては約1,400万円で、前期に比べ44%の減益となっておりますが、これは租税公課、そして人件費等の増加を主な要因とするものでございます。今期の売上高経常利益率は2.3%であり、道の駅における事業活動の成果として、適正な収益力を持っているものと考えております。ましこカンパニーも設立から5期目を迎え、農と食、観光による地場産業づくりのエンジンとして、一層の成長、発展に期待するところであり、今後も地域において大きな役割を果たすものと考えております。  次に、町民の皆様へわかりやすい財務4表の公開の必要性ですが、現在財務4表については町のホームページで公開をしております。これまで広報「ましこ」への掲載はしておりませんでしたが、以前議員からご提示いただきました他市町の事例などを参考としながら、財務4表から得られる町の状況について、わかりやすい広報に心がけてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 執行部の答弁が終わりました。  再質問があれば、これを許します。  10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) まずもちまして、私が163回の定例会に質問にお答えいただきまして、早速平成30年度の決算財務分析をつくっていただきました。誠にありがとうございます。このように早く反応していただけると、私のほうもリズムが上がって、非常にやりやすい、本当にありがたい次第でございます。感謝申し上げます。  町長の答弁で、財務4表を各課にわたって読み取りを行っているという答弁いただきましたけれども、大体浸透されたということで理解してよろしいのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 公会計システム制度につきましては、28年からでちょうど3年目を迎えます。なかなか浸透性という部分につきましては、やはりなれない複式簿記ということもございますので、どの程度までの理解かというのは非常に難しい部分ではあると思います。ただ、こういった制度を活用して、どういうところを見るのだという部分については、それぞれの職員が認識をしているものと考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) せっかくつくっていただきました財務分析と、これつくるためのデータ、どっちを覚えたら簡単かというと、こっちを覚えたほうがずっと簡単だと思いますので、皆様が共通認識に至るように努力することを望みます。  それでは、ましこカンパニーの第4期の決算報告書についてちょっとお尋ねいたしますけれども、固定資産が795万7,551円に対して、減価償却費が433万2,117円となっておりますが、この間お尋ねしたのですけれども、ちょっと明確な回答がいただけませんでしたけれども、これは積算根拠はどのようになっているのか、お尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまの再質問にお答えをさせていただきます。  確かに数字は議員のおっしゃるとおりでございます。今回減価償却約400万しておりますけれども、その中でやはり多いものが自動車でございます。ましこカンパニー車3台保有しておりますけれども、経費削減の観点から、車は全て中古車でございます。税法上の考え方でございますけれども、償却期間が過ぎた車については原則、極端に言うと1年で資産でありながらも経費と処理ができるというような特別期間がございまして、車の3台で年間で200万の償却をしているということで、そこのところが減価償却の400万の底上げをしている主因でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) では、青色の30万円以下の特約というのを使っているということですか。そういうわけでは、30万未満のものは一括償却できるというものも一緒に入れているので、この数字になっているのではないかと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) 第4期の償却額のところは、一括償却については一切計上しておりません。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) それでは、同様に総製造費用が6,616万6,553円となっておりますけれども、これに対する売り上げは大体お幾らぐらいになっているのか、お尋ねいたします。これ何でお尋ねしているかというと、前はましこカンパニーの総勘定元帳が閲覧させていただけましたので、この決算書とあわせればどういう数字が出てくるというのが見えたのですけれども、何か今度は閲覧ができなくなりましたということで、こういう細かいことも聞かなくてはいけないという形になってしまったのですけれども、閲覧できなくなった理由というのはどういうことなのでしょうか。お尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) これは、前回逆に閲覧させてしまってと、そちらのほうが私はちょっと間違いだったなというふうに思っています。第3セクターであるとはいえ、総勘定元帳につきましては、さまざまな個人情報等も当然入っております、お取引の。議員の皆様にお示しをするということは、広く公開をするということになります。株式会社でありまして、その手前には株主の方々も当然いらっしゃいますし、そういったこと等考慮すると、その辺に総勘定元帳までは、そこまでは広く公開しなくてもいいのではないかというふうな判断をさせていただきまして、以後こちらについては公開はさせていただかない。できるだけ、細かな話になりますから、さまざまな委員会等で、何かお聞きになりたいようなことがあれば、会社のほうとしてもそれは誠意を持って、当然対応はさせていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 第3セクターということであれですけれども、これ町が5,000万で、率にして83.3%出資しているということは、その上決算も連結しているわけですから、ちょっと積極的な情報公開は必要ではないかと思うのですけれども、例えば元帳までいかなくても科目明細ぐらいは大丈夫なのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 資本と経営の分離というふうな言葉もございます。我々町の立場というのは資本ということになろうかと思いますけれども、資本家のほうはある程度結果について経営者に求めていくというものは、これ結構だと思うのですが、余り細かな取引先がどうこうとか、どういうふうにしたらいいとか、そこまでは踏み込むべきではないというふうに考えておりまして、我々執行部のほうでも、部課長会議においても基本的には結果責任は問うけれども、運営についてはプロフェッショナルとしての経営者、そしてスタッフに任せるよというふうな形でやっていきますので、その辺は経営陣にお任せをしないと、逆に実際に現場で働く方々のやる気をそぐような形になってしまいますので、我々はとにかく彼らが活躍しやすい環境づくりをどういうふうにしていくかということに注力していきたいというふうに思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) それでは、丁寧な決算の説明をお願いしまして、これは終わりますけれども、今後駐車場の拡大や新しい加工所の建設とか、管理面積等による指定管理料の増加というのはあり得るのかどうか、お尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 指定管理料の増加というお話でございます。予定では加工施設の建設ということでございますが、詳細においてはまだ、概要は決まっておりませんので、今後検討は課題の中の一つではございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 昨日突然悠和館はましこカンパニーが指定管理業務を請け負いますとの答弁をいただきましたけれども、過去に悠和館というか、平成館のプロポーザルの中にもフォレスト益子と同様に売り上げの3%の家賃で指定管理料に賃貸するという説明を受けましたけれども、これに対しての変更というのはないのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 家賃等については、変更はございません。同じような条件でやるということでございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) それでは、町は3%の家賃をいただいて、あとはましこカンパニーさんのほうでやっていただけるという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 議員おっしゃるとおりで、運営のほう、また家賃のほうの手続のほうは進めていきたいと思っております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) 過去に塩川財務大臣という方のお話の中に母屋はおかゆで離れはすき焼きという話あったのですけれども、地域振興室の道の駅の指定管理者ましこカンパニーはある意味道の駅のたな子と解釈できますけれども、肝心の大家である道の駅の財務状況がどうなっているのかがわからないのですけれども、この辺公表する必要があると思うのですけれども、この辺はいかがお考えでしょうか。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 財務状況等については、決算書等をしっかりと皆様にご提示することによりましてご判断いただけるというふうに考えております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) ちょっと時間があれです。今度行政視察でお伺いします飯綱町というのが、三水村と牟礼村が合併してできた町です。それで、両村とも稲作とリンゴ栽培が主な産業で、似たような産業構造ではあったわけですけれども、牟礼村には村営のスキー場やゴルフ場や温泉があり、すごくにぎわいのある豊かな村であるというような印象があって、片や三水村というのは水道事業に13億円の投資をしている借金のある貧しい村というイメージがありました。このまま両方の村を現金主義から発生主義に貸借対照表であらわせば三水村は13億の負債はあるけれども、先行投資した立派な水道事業という資産があると。片や牟礼村というのはスキー場や温泉など、見た目には裕福に見えるけれども、赤字の垂れ流しの上に今後発生する水道事業への投資の見えない負債を抱えているという、そういう状態だったそうです。それで、牟礼村の方は三水村は13億も借金持っているから、合併できないと、今度三水村の方はスキー場や温泉の負債が心配で合併できないとか、こう押し問答していたわけですが、何とかスキー場のほうの経営も大丈夫だという報告を受けて、合併したそうです。それで、その大丈夫ですという報告を受けて、舌も乾かないうちにスキー場が経営破綻して、町執行部、そして執行部の追認機関のようになっていた町議会に町民から激しい突き上げがあり、このままではいけないということで、飯綱町議会は議会改革に取り組んでいったということなのですけれども、過去にルーピーとやゆされた総理大臣がいましたけれども、この方説明に窮して「トラスト・ミー」と、とりあえず私と信じてと言ったそうですが、嘲笑されて終わったそうです。やっぱり説明にはきちんとした数字の裏づけが必要であると思いますが、いかがお考えかお尋ねいたします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  我々行政を預かる者といたしましては基本的には数字に基づいた根拠をお示しして、政策判断をさせていただくというようなことが基本になるかと考えております。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員。 ◆10番(岩﨑秀樹) とある方の本の中にユダヤ人商人の話というのがありました。日本人だときょうは暑いですねと言うところをユダヤ商人はきょうは30度ですと言うそうです。つまり物事は感覚的、抽象的に言うのではなく、具体的に語れということです。過去にロマンとそろばんの話をさせていただきました。また、今一万円札で話題の渋沢栄一公のお話にも「論語と算盤」があります。町の議会、そして町民の皆様3者のそろばんが合致し、より一層町が発展することを祈念いたしまして、今回の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(星野壽男) 10番、岩﨑議員の一般質問を終わります。  休憩をします。               休憩  午前12時03分                                                          再開  午後 1時00分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  続いて、7番、直井議員の一般質問を許します。  7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) ただいま議長より許可をいただきましたので、通告書に基づき一般質問をさせていただきます。今回大きく2点ほど一般質問させていただきます。  最初に、健康・長寿まちづくりの推進についてということで質問をさせていただきます。本町における総合振興計画、新ましこ未来計画の政策、健康・長寿ましこづくりの推進の施策、運動を通した健康づくりの推進の指標が今年度健康寿命の延伸と改定されました。健康寿命とは健康上の問題がない状態で、日常生活を制限されることなく、自立して生活できる期間とされています。健康寿命の指標の基準値を現状の益子町の数値を用い、男性79.5歳、女性84.1歳とし、重要業績評価指数、KPIを男性80.0歳、女性85.0歳としたとの報告を受けました。健康寿命の算出方法は全国単位では国民生活基礎調査から、また益子町では国民健康保険データベースからの算出と思われますが、公表されています2016年の全国健康寿命の平均は男性72.14歳、女性74.49歳となっており、当町と比較すると、男性で約7年、女性で約10年の差があり、本庁は健康寿命におきましては高水準にあると思われます。  また、今年3月厚生労働省は健康寿命延伸の目標として2040年までに男女とも3年以上延伸することを打ち出しております。このことにより、誰もが日々笑顔で生き生きと暮らし、活躍することによって、地域社会の活力となり、その中で共助の精神は宿ると考えます。そのためには、何より健康を損なわず、自立した生活を送ることが最低条件であり、精神的にも充実した社会生活を送る源となり、誰もが関心を持つものが健康、そして長寿だと思っております。健康増進策は全ての人にとってかかわりがあり、財政面においても関連する重要な施策です。そこで健康・長寿まちづくりの推進策について質問いたします。  まず初めに、健康増進策をさらに推進させるため、それぞれの世代にマッチしたきめ細かい事業展開が必要であると考えますが、どのような推進策を講じているのか、お聞きします。  さらに、認知症予防を含め、高齢者を対象とした取り組みを充実させ、健康寿命を延伸させる対策が重要であると私も考えますが、どのような施策を実施しているのか伺います。  また、健幸ポイント事業の効果をどう捉えているのか、また成果はあらわれているのか、お聞きします。  インフラ面において健康づくりに適したウオーキングやサイクリングのインフラ整備をどう進める方針なのか、お伺いいたします。  最後に、医療費抑制効果を得るためにも健康増進策は有効であり、益子町国民健康保険事業計画の推進が重要であると考えます。具体的にどのように推進していかれるのか。  以上、5点について執行部の答弁を求めます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員の質問に対し、執行部の答弁を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 直井議員のご質問にお答えをさせていただきます。  初めに、年齢に合った健康増進推進策と健康寿命延伸対策についてですが、益子町健康増進計画においては20歳から64歳までの方を益子町高齢者総合福祉計画においては65歳以上の方を対象に事業を推進しているところでございます。また、新ましこ未来計画の中では、健康・長寿ましこづくりの推進の施策として、年齢を特定せずに事業展開をしております。  事業に当たっては、生活習慣の改善に重点を置き、特に年齢で対象者を絞らず、広く町民の方の参加を促し、実際の事業を行うに当たっては参加者それぞれの年齢、体力に合った事業展開を心がけているところでございます。高齢者の方に対しても、年齢ではなく、運動機能に着目した取り組みを行っており、運動機能の高い方には運動機能の強化を目的とした健康教室や運動教室を、運動機能の低下した方には介護予防教室やふれあいサロンへの参加を推進しております。  次に、認知症対策としては、笑いヨガ、折り紙等を行っておりましたが、昨年度より新たに運動で脳の活性化と体全体に刺激を与えるコグニサイズを取り入れております。仲間づくりや生きがいづくりも重要であるため、いきいきクラブへの加入促進やシルバー人材センターの支援等も引き続き行ってまいります。  次に、健幸ポイント事業の効果についてですが、8月20日現在で登録者数が649人と年々増加しており、運動の動機づけ、さらには習慣化への一助となっていると考えておりますので、さらなる周知、広報に努めてまいります。  次に、ウオーキングやサイクリングのインフラ整備についてですが、ウオーキングのインフラ整備については、現在ある北公園、南公園のウオーキングコースを利用していただくことで、当面新規の整備予定はございません。サイクリングロードの整備につきましては、新ましこ未来計画の中で県と連携し、小貝川サイクリングロードの整備を推進するとしており、左岸側につきましては、田野橋付近から小貝川親水公園まで整備が完了しております。今後の整備推進につきましても、引き続き県と協議し要望してまいりたいと考えております。  次に、国民健康保険事業計画の具体的取り組みについてですが、当町の傾向といたしまして、糖尿病などの生活習慣病が増加をしていることから、将来的な医療費増加を抑制するため、特定健康診査や特定保健指導を重点的に実施するとともに、比較的短期間で効果が見込める重複受診、頻回受診、重複服薬の方への指導、予防啓発などを随時行っております。国民健康保険の現状を知っていただいた上で、一人一人が健康管理に努めていただくことが重要だと考えておりますので、さらなる制度周知に努めてまいります。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 執行部の答弁が終わりました。  再質問があれば、これを許します。  7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) ではまず、最初の質問ですけれども、各世代にマッチした施策ということをお聞きしましたが、先ほどの町長の答弁の中では、それは実施していないという、幅広い年齢層を対象にした事業展開ということで理解いたしました。まず、各世代に対してということで、年齢層によって取り組み方違ってくると思います。特に健康については、ここ数年来健康志向の上昇ということで、各皆さん、住民の皆さんも興味の持つことだと思います。疾病予防をまず含む保健事業では、同じ事業であっても世代間の参加率、また実施率に格差が生じていることと思います。これ参加している方の名簿または年齢層を見ればやっぱりどの年代が参加率低いのかというデータも多分執行部のほうではお持ちだと思います。それに対して、特に働き盛りの世代である若い、比較的30代、40代、50代の世代に対するさらなるインセンティブ強化という施策的に、そういうことがこれから必要になってきていると思いますし、重要性というのも高まっていると思います。そういうことで、この働き盛り、高齢者になる以前の世代に対してのインセンティブ強化という政策をとられているのか、または検討されているのか、お聞きします。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 各年代に対応した健康増進策ということで、以前は年齢を絞って実施したことがございます。その昼間やった関係で参加者が少ないのではないかということで、夜間にも実施しました。それでもやはり参加者が少なかったものですから、年代ごとというより、目的、糖尿病とか、そういう目的に合った教室のほうへシフトしていったという経緯がございます。確かに議員がおっしゃるように、若い方に対するインセンティブ、そういうのも必要かとは思いますので、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) これから生活習慣病の数も増加しているということで答弁いただきましたが、特に予防対策ってこれから特に必要だと思いますので、ぜひ若い世代に、30代、40代の若いうちから糖尿病であったり、高血圧、高脂血症であったり、そういう可能性があるのであれば、治療期間も長くなるわけですよね。ぜひそういう世代に対してプッシュ、後押しとなるような、やっぱりそういう施策が必要だと感じますので、ぜひそういうところをもう少しきめ細かいような取り組みというのを今後考えていただければと思います。  その中で、これが皆様に後押しになるのか、インセンティブになるのかはちょっとわかりませんが、今国保事業として現在実施しています、医療機関で1年間、保険診療未受診の世帯に報奨を送る制度、行政の中では健康世帯記念品制度がありますが、対象となるのはほぼ単身世帯の方のみだと思われます。同一に家族が多くなって、その中で子供であるとか本人が保健事業をすると対象にならないわけですけれども、その幅をこれから少し広げていただいて、今後単身世帯のみではなくて、個人として1年間医療機関での保険診療未受診、またそれだけではかなりの人数になると思いますので、複合させて特定健診の受診または国保保険税の1年間完納など、そういう組み合わせによって、さらにこの報奨制度の事業展開は拡充されるということになると私は考えますが、そういう点で今現在検討していなければ、変わりがなければ変わりがないで構いませんが、どのような検討課題を持っているのか、お伺いします。 ○議長(星野壽男) 住民課長。 ◎住民課長(和久) ただいまの直井議員のお話でございますが、これ昨年度のときにも決算議会だったとちょっと記憶しておりますが、やはりその仕組みについては今後変えていったほうがよろしいのではないかというご意見をいただいたところでございます。確かに一番平等なやり方とか、あるいはこれは負担しているだけの方ということになりますので、そういったところにどういった形で一番配分していくのがよろしいのか、それは今年の報奨金、これはマッシになりますけれども、それを配付するときにはちょっと把握した中で、今後どういったやり方が可能なのか、今の直井議員さんのご意見をちょっと参考にさせていただきながら、ちょっと検討してまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 先ほど課長の答弁の中で、この報奨制度は地域通貨、マッシで3,000円程度だと記憶しております。これに関連して健幸ポイントの効果、また成果について答弁いただきましたが、650人弱、649人でしたっけ、という数字いただきましたが、健幸ポイントもそのポイントをためることによって地域通過に交換できる仕組みであるということ承知しておりますが、今現在この健幸ポイントについて現状の改善点等浮かんでいたらお伺いしたいと思います。
    ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 健幸ポイントの事業なのですが、先ほど町長がお答えしたとき8月20日現在で649人ということで、9月3日現在で651人、若干ふえております。問題点というか、課題なのでございますが、今やっている事業に関しては保健センターが中心の事業に対して健幸ポイントをつけております。それを今度は公民館等、社会教育のほうで実施していく、そちらのほうの事業のほうにも広げられないかということで、今検討はしているところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今健康福祉課長の答弁のとおり、枠を広げて、町長の答弁の中にもありましたが、いろんな教室、自主教室なども参加してくれることに、それ自体にやっぱり外に出かけること自体が特に高齢者にとっては生きがいづくりであるとか、健康面で大いにやっぱり改善点になると思いますので、ぜひそういう枠を広げて事業展開していただくことを望みます。  高齢者に対応した健康増進策について再質問させていただきます。少し説明入れますので、多少時間いただきたいと思います。介護予防、認知症予防の観点から、加齢や生活習慣の影響によって筋肉が急激に減少する状態となるサルコペニア、骨、関節、神経等の運動障害によって移動機能が低下した状態のロコモティブシンドローム、病気ではないものの健康と言えず、介護が必要でない状態であり、高齢期にさまざまな生理的予備機能が低下することで倦怠感や、やる気が起きず、健康障害が生じやすい状態となるフレイル、最近このサルコペニア、ロコモティブシンドローム、フレイルをよく耳にする言葉ですけれども、それぞれ食生活また運動、そして何より社会とのつながりが密接に関係しているとされています。特にフレイルについては支援の介入によっては回復が見込まれることから、介護予防としての重要度が高まってきていると感じています。先ほど町長の答弁にあるように、一つ一つに対応した対策は既に見受けられる、答弁の中でも私が感じました。その上で、総合的に少し勘案して、全てに対応した食生活、運動、そして社会とのつながり、この総合的勘案の中で継続性のある取り組みの必要性を感じます。歩け歩け大会であるとか、年1回単発的な事業も行われますけれども、それがどういうふうに自助努力につながっていくかというのもありますけれども、継続性のある取り組みによって改善される、または解消される改善が見られるということも考えられますので、その現状と今後の見解を伺いたいと思います。 ○議長(星野壽男) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(河原) 先ほど町長の答弁の中にもありましたように、運動機能の高い、低いによって、それぞれ対応した運動というか、予防というか、そういうものを実施しているところでございます。ただ、継続性ということでございましたので、当然運動機能の高かった方が徐々にフレイルとか、そういう弱くなってきた場合には、今度運動機能の若干低下してきた介護予防教室とか、ふれあいサロンとか、そういうところに参加をしていただくような形でしております。それ以外に今、生涯学習活動になるかと思うのですが、ゲートボール大会ですとか、そういう高齢者の大会、そういうところにも参加していただくというようなことで考えてございます。ただ、やはり一つ考えられますのはこういう事業に対して女性の方の参加が多いのですが、なかなか男性の方の参加が少ないということで、今後その辺のところを少しずつ啓発しながら参加者を多くしていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 自主教室の中で、今課長の答弁にありましたように、食生活なら栄養改善の料理教室であったり、運動だったら運動、興味のあるところに出向いて参加してもらうというのはとても大切ですけれども、これから先その事業をよりよくするためにはある程度のプログラム、年間を通して、カリキュラムでもいいですけれども、作成して、それに年間を通して参加してもらうような、そういう施策を打っていただくと、社会とのつながり、特に同じプログラムに参加している、共通点が見られる社会とのつながり、または食事、運動にとっても、やっぱり総合的に勘案して、やっぱり改善される方法はあると思いますので、ぜひそういうのもこれから検討課題として考えていただければと思っています。認知症だけではなく、生活習慣病にも、高齢者の、一つ紹介させていただきたいと思います。これは、認知症予防にもとても効果があるということで、群馬県中之条町で65歳以上の町民を対象に十数年にわたって行われた有名な調査があります。通称中之条スタディと呼ばれていますが、既にご存じの方も多いと思います。健康維持や病気の予防にはどの程度運動をすればいいのか。町民に身体活動計をつけてもらい、24時間365日の活動の状況を記録したものです。その結果、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症、がん、認知症、脳卒中、鬱病などの予防効果がある運動は1日8,000歩、そのうち早歩きなどの中強度の運動を20分間ということが実証されています。ぜひ本町においても保健センター等で万歩計等貸し出しして、活用しているということをお聞きしていますので、少し貸し出しの範囲または住民の皆様に補助などを考えながら、この啓発活動も大切だと思います、ぜひ実践していただくという。そのための取り組みというのもこれから必要となっていますので、こういう実証されていることがありましたら、啓発活動をしっかりしていただいて、効果がもう既に見られているわけですから、取り組む必要があると思いますが、まず提案として見解をお伺いします。 ○議長(星野壽男) 民生部長。 ◎民生部長(木村) 健康につきましては、各年齢それぞれ重要なことかと考えます。まず、町としましては、特定健診は結果報告につきましては全件面接をしておりまして、その方に合うような助言、指導などをさせていただいております。また、運動の注意喚起、啓発としましては、健幸ポイント、それから体組成計を使いました機会の提案などをさせていただいておりまして、少しずつですが、定着しているものと思います。健幸ポイントの中では万歩計の貸し出しなども行っておりますので、そちらを活用していただければと思うのですが、どなたも高齢になっていきますので、それ以前の予防などにも、先ほどもありましたように、生涯学習課とも連携をとりながら進めていければと考えているところです。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) ぜひ取り組んでいただきたいと思います。部長おっしゃるように、これ運動ということで、生涯学習課とチャレンジクラブ等の連携等も考えられますので、そういう拡張した、拡充した活動、また事業展開というのを望んでおります。  今、部長から特定健康診査、また特定保健指導の話出ましたので、その点について1点再質問させていただきたいと思います。昨年度平成30年度の益子町の数値出ておりましたので、参考までに少しお知らせしたいと思います。益子町の特定健康診査受診率は38.1%で、この数値は県平均を若干上回る数値となっておりました。また、それに伴う特定保健指導率、これは県内で81.4%。グラフに出ていましたけれども、県内では断トツ1位です。これ全国でも多分トップテンかベストスリーとか、逆に1位になれるのかなというぐらいの数字だと思います。飛び抜けていました。その事業展開としての功績すごくあると思うのです。ただ、それがこの先個人の健康を保つための成果としてあらわれるかどうかという、一つ段階上のことをしていかないと、数値だけではやっぱりちょっと、アウトプットとよく言われますよね。受診した数とか率の目標値を設定することだけ、それを達成することではなくて、成果が上げられたかどうかという、アウトカム評価に、率、受診者数を上げたことによって、どの程度の成果が得られたのかということが、これからこの一歩先には重要なことだと考えています。この指数の設定等いろいろ考えられますが、今現在そういう設定状況またはこの先設定していくというお考えがありましたら、お伺いします。 ○議長(星野壽男) 住民課長。 ◎住民課長(和久) ただいま議員のほうからお話ありました、これから一歩先の予防につきまして、まずお答えしたいと思います。確かに特定健診につきましては、将来的に医療費のほうを抑制していく。本来であれば重症化しないような、そういうふうに移行させる取り組みとなっております。ですから、すぐにその効果が、あるいはどれだけ出たかというのはなかなか絞りにくいかもわかりませんが、これはやはり毎年町のほうの健診を受け続けていただいて、個人個人のデータをきちんとストックしていただいて、かつ個人個人がそれぞれの健康について意識を持って管理していっていただく、これを継続していくことが一番大事だというふうに思っております。そうした上で、これが数カ年経過していったときに、やっぱり重症化しないとか、あるいはもうちょっとそういう症状が重くならないとか、そういった管理のほうにつながっていくというのが見えてくればよろしいのではないかなというふうに考えております。ですから、数値的には今ちょっと苦しいところだと思いますが、もうしばらくこの経過を見た中で設定できればと、そのように考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) まず、現状を把握して、この先の事業の幅をきかせるとか、さらなる発展というのを考えながら、住民課長おっしゃるように、これからこういう設定も必要となってきますので、なるべく早い段階で調査、研究なども行って、益子町は健康に対して一歩進んでいると、そういう自治体であっていただきたいと私は思いますので、さらなる努力を重ねていただくことを望んでいます。  その中で、きのう大関議員の一般質問でも新ましこ未来計画の指標で芳しくないのはどのようなものかということで、この健康に関しては町長の答弁の中でメタボリックシンドローム該当者または予備軍を含め改善に対する改善策がちょっと鈍っているという答弁だったと思います。その中で今後どのように考えているのかと、もうこれ運動と食生活しかないと思うのです、実際。そのために、最初の冒頭の質問でもしましたが、ウオーキングコースであるとか、サイクリングロードのインフラ整備は一般の方ではできないことだと思います。これ行政でしかできないことだと思いますので、手仕事で道普請でウオーキングコースをつくるとか、そういうのも可能ではありますけれども、現実的には行政でしかできないことだと思います。  その中で、今特に全国的にちょっと注目されているスマートウエルネスシティの考え方の取り組み、こういうのがありますので、少し紹介させていただきます。健康面からの戦略的なインフラ整備の必要性ということで、健やかに幸せを実感できる、総合的まちづくりの政策として紹介されていました。その内容は、インフラ整備やハード面、ソフト面ともに整備されるわけですけれども、基本的に自立的に歩く、歩いてしまう、歩き続けてしまうというまちづくりとはされています。このスマートウエルネスシティの考え方を取り入れた取り組みもとても有効だと思います。特にインフラ整備、まちづくりの観点から、こういうのも取り入れて、歩道の整備、あとは緑道、よく芸術性を高めるのにパブリックアートとか、そういう町が楽しめるような、歩きたくなるような整備というのもこれから必要だと思いますけれども、それに関してどういう見解をお持ちなのかお伺いします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) スマートウエルネスシティに関してでございますが、議員ご案内のとおり、健康で幸せを感じる町ということになるかと思います。そこで、基本的には少子高齢化社会を迎えておりますので、高齢者の皆様方に健康に暮らしていただくような基盤づくりというのはまちづくりにおいても大変重要だと思っております。こういったスマートウエルネスシティの取り組みというのは、今全国各地でさまざまな形で取り組んでおるところでございまして、今後益子の町の町なかをなるべく回遊していただくような、特に高齢者の方々に回遊していただくような仕掛けづくりも非常に重要になってくると思いますし、そういったソフト面も含めて、インフラ整備も含め、今後は検討の課題になるのかなというふうに考えております。実際どういった取り組みをしていくかにつきましては、今後新ましこ未来計画を策定してまいりますので、その過程で検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) このスマートウエルネスシティの取り組みというのは県内では芳賀町が登録されて、既に実施されています。なかなか特区扱いで、大きな市で扱っているところもありますが、ぜひそこに参加して取り組めということではなく、そういう考え方はとても参考になるものたくさんあると思いますので、ぜひそういうのも参考にしながら副町長おっしゃるように、来期に向けた総合振興計画策定にもやっぱり取り入れていただきたいと思います。  今回健康増進策について質問させていただきましたが、執行部の見解、答弁をお聞きして、特に未病、あとは予防策、未病は検査を受けても異常が見つからず、病気と診断はされないが、健康とも言えない状態、放置すると後々病気になるだろうなと予想される状態を未病と言っています。神奈川県の取り組みだと、この未病を治すということで、健康増進策取り組んでいます。そういう取り組みをしながら、たびたび話に出てきます生活習慣病の重症化予防、そういうのも対策として一番大切になるのだなと。また、答弁の中であった個人としての健康に対しての意識づけ、そういうのをしっかり図っていきながら、さらなる健康増進または生き生きと長寿を全うできるような政策、施策の推進をますます図れますよう求め、次の質問に移りたいと思います。  では、次の質問に入ります。日本遺産に認定されるための取り組みについて質問いたします。来年度最終年を迎える本庁の総合振興計画、新ましこ未来計画基本目標「地域資産を蓄積する」では、成果指数を日本遺産に登録としています。日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化、伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもので、地域に点在する文化財や伝統等の遺産を面として捉え、ストーリーにすることでパッケージ化を図り、国内外に発信することで、地域活性化につなげることを目的とするとされています。また、登録数を全国で100件程度としており、今年度が申請期間最終年度で、今まで既に83件が登録認定されております。まず、成果指数を達成するための日本遺産登録には文化庁での審査を受け、認定されることが条件となりますが、これまで本庁の取り組み状況においては過去3年間残念ながら認定に至らず、見送りとされ、未登録となっている状態であると思います。文化財の保存と環境整備はもとより、益子の歴史や風土を次世代へと継承していくため、そしてローカルブランディング、観光振興にも大いに通ずる観点から極めて重要な取り組みであることと考えています。  この日本遺産についてこれから質問させていただきますが、大きく5点、まず最初に日本遺産に登録される効果をどのように捉えているのか、改めて伺います。  そして、これまで日本遺産認定に至らなかった内容等を含め、経緯を検証し、どのように精査されているのか。  また、これまでの取り組みをどのように歴史文化事業に活用していたのか。  さらに、今年度の日本遺産申請に対して取り組みの方針はどのようになっているのか。  また、文化庁に提出する申請書の作成を受け持つ組織の編成、構成員はどのようなメンバーになるのか。  以上について質問させていただきます。執行部の答弁を求めます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員の質問に対し執行部の答弁を求めます。  岡教育長。 ◎教育長(岡) 直井議員のご質問にお答えをいたします。  初めに、日本遺産に登録される効果についてでございますが、日本遺産魅力発信推進事業といたしまして、日本遺産の活用について、国から補助を得られるほか、地域のブランド化や地域活性化の促進により町の知名度が上がり、観光客の受け皿となり、観光客の増加につながるといったメリットがございます。  次に、日本遺産認定に至らなかった内容等の経緯の検証、精査についてでございますが、申請内容につきましては、毎回審査員の意見を文化庁からいただいております。昨年申請した内容では、受け入れ体制を整えた活用計画にすること、ほかの窯業地と比較した検討が弱い、指定文化財との関連が希薄などの指摘を受けております。このような指摘を踏まえまして、内容等を工夫、改善できるよう文化庁、県文化財課担当の助言も生かしながら検討しているところでございます。  次に、これまでの取り組みにつきましては、単独で申請を進めていたため、申請条件となる歴史文化基本構想、これを策定いたしました。策定後は、歴史文化基本構想推進委員会を設け、委員の意見をもとに歴史文化事業を推進するとともに、歴史文化基本構想を活用した観光拠点づくり協議会を立ち上げまして、文化庁の補助金を活用し、亀岡八幡宮駐車場にトイレを整備したほか、案内板の設置やモニターツアーの実施など、その活用に努めているところでございます。  また、今年度の取り組みにつきましては焼き物で深いつながりのある茨城県笠間市と協力いたしまして、シリアル型で申請する予定でございます。  次に、申請書作成を受け持つ組織の編成、構成につきましては、益子町におきましては生涯学習課文化係及び観光商工課タウンプロモーション係、そして笠間市におきましては商工課、観光課及び生涯学習課が担当し、申請の準備を進めておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 執行部の答弁が終わりました。再質問があれば、これを許します。  7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) この日本遺産登録に向けた事業、過去3年間ということで、今までは地域型ということで、単独申請という形で事業を行ってきました。以前から周りから聞こえた中で、今年度からはちょっとシリアル型で、今答弁にありましたように、笠間市と連携して取り組むという答弁いただきました。なかなか単独では難しい、3年連続で、その内容の精査等もありますけれども、これに関しても笠間市と連携することによって、シリアル型に、ネットワーク型、連携して行うことのメリット、またデメリットもあると思うのです。どのように捉えているのかお伺いします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  今年度からシリアル型で認定を目指すということでございますが、そもそもこれまで単独型で目指していきました背景でございますが、また日本遺産というものは、当初世界遺産を目指すような地域とか文化財を対象としておりました。それがご案内のとおり、国の地方創生が基幹政策となる中で、どちらかといいますと、地域活性化の部分を重点化していくような施策に変わってきております。そういった中、やはり地域連携型というものを特に重視しておるというふうな流れになってきておりまして、そういった時代の流れも踏まえまして、今回から笠間市との連携を進めていきたいというふうに考えております。  また、なぜ笠間市なのかということでございますが、やはりストーリー性が大変重要になってきますので、益子町と笠間市におきましては焼き物の行き来です。もともと益子焼というのはご案内のとおり笠間焼、笠間で修業された大塚啓三郎さんが開いたという歴史的な経緯もございますので、そういったつながりの深い笠間市との連携を図るということで、ストーリー的な部分も持たせることが可能だというふうに考えています。  また、先ほど議員からお話ございました認定数100件というのも、確かに地方創生の基本目標の中の一つの重点施策に掲げられておりまして、具体的には地域間の連携を図ることによって広がりを持たせるということになります。ですから、益子単体と反映を目指すのではなくて、どちらかといいますと、この北関東全体、茨城と栃木も含めて連携を図ることによって、地域全体の活性化を図っていくと。そのことによって観光客による周遊を図るというものでございます。  ご案内のとおり、観光客にとっては益子であるとか、笠間であるという形ではなくて、やはり笠間に来た人は益子に来ますし、益子に来た方は笠間に行くという実態もございますので、そういった観光の実態等も踏まえまして、より一層の活性化を図る上で今回はシリアル型で認定を目指したいというふうに考えているところでございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 総務産業常任委員会の中でも7月に観光施策ということでいろいろ協議させていただきたい点もあります。その中で副町長ご参加いただきまして、出席いただきまして、その中でこれから観光にとっては広域的な連携、私たちの町に持っているもの、ないものを連携して、そういう回遊性深めて、やっぱり回ってもらうということがとても大切になってくるというお話もあったと思います。その中でもシリアル型で今回事業展開するということは、とても望ましいことだと私自身考えていますが、その中で現時点での進捗状況ありましたら、お伺いします。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 笠間市との連携に関しましてですが、既に8月の21日に私ども生涯学習課職員と観光課の職員が笠間市に出向きまして、最初の事務担当レベルの会議を行いました。そこで、今後の方針などを、スケジュールなどを確認しまして、大体月に2回程度お互いに顔を合わせて内容を整理していくということになっております。その間はメールなどでのやりとりでやるということでございます。そして、8月の29日に第2回目、既に話し合いを行って、今後のストーリーの、お互いの大体方針などを話し合ったところでございます。そして、9月に入りましてからは、一度栃木県の文化財課へ笠間市の職員とともに行って、県の文化財課のご指導を受けて、さらに内容を深めていくというような予定でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 当町にとっての事業でもなかなか笠間市、昔からそのほかにも茨城県の各自治体との連携した事業あると思いますけれども、その中で特に県をまたいでの連携ということで、それにおいては栃木県、茨城県両県の連携も、県としての連携も図っていただけると、なお一層やっぱりいいものができ上がると思います。副町長の答弁にもありましたとおり、ストーリー性、特にストーリーが認定されるという教育長の答弁の中でもありましたけれども、やっぱり一番難しいところだと思います。笠間との共通点を考えながらどういうストーリーをつくっていくのかというのがこれからとても大切になってくると考えますけれども、この笠間との連携に当たり、今度新たな交流事業等、これのみではなくて、申請に対するだけではなくて、自治体と自治体との連携することによって生まれてくることも役立つことも、この事業に、日本遺産に関してあると思います。そういう新たな交流事業等はあるのか、考えはありますかどうか、お伺いします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  当然今回の認定を通じまして、笠間市との連携を図るなど、さまざまな課題も見えてくると思います。この2つの市と町の共通点は焼き物という部分でありますし、共通の検討課題、課題なんかもあると思いますので、そういった中でやはり町としての課題の一つが町内総生産を向上させるという部分がございます。また、これに関しましては、先日笠間市長ともお話しさせていただいた際に商業の活性化、そういったものも含めて同じような課題を持っているというふうに認識いたしておりますので、そういった面で商業の活性化の部分、そういった部分も含めて今後施策を取り組んでいきたいというふうに思っております。ですから、今後の具体的な内容につきましては、今後検討するということになりますが、他の自治体の例で見ますと、例えば笠間市で何か焼き物を買って、そのポイントで益子焼を買った場合にも同じようなポイントが使えるとか、そういった取り組みもあると思いますので、その辺も含めて今後の検討課題としていきたいというふうに考えています。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 民間団体では既にいろんな交流されていると思います。行政もそうですけれども、あわせて交流されていると思いますので、せっかくこういう機会ですので、新たな交流事業というのも模索して進展させていただければと思います。  その中で、一番日本遺産、申請書類作成するのに何が大切かということを常日ごろ私思って、何度か提案させていただきましたが、現在特に行政機関のみだけで話し合われて、なかなか地元の住民の人の意見とか、幅広いやっぱり考え方というのが少し無駄には絶対ならないと思う。無駄なことも多少はあると思いますけれども、無駄には絶対ならないと思うので、そういう地域住民の皆様を巻き込むような方向性、事業展開など、これ日本遺産に限らず、今後文化歴史事業に絶対生かせると思います。その住民参加型事業、この日本遺産登録についてお考えあるかどうか、お伺いします。 ○議長(星野壽男) 横田副町長。 ◎副町長(横田) お答えいたします。  当然ですが、日本遺産の認定を受けますと、その認定に伴って、どのように事業を行うのかということになってきます。その中で認定を通じて交流事業を図っていくということが一つ考えられますし、基本的にはほかの認定の事例でいきますと、認定を通じて認定地間をめぐる観光ツアーを含んだりとか、そういった取り組みもございますので、他市の例、いわゆる認定の先行事例なんかを参考にしながら認定になった場合にはそのような取り組みを進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今回シリアル型ということで、事務量を初め、職員の動力が増すとは思っています。その中で結果は大切だと思っています。認定されるよう誠意努力していただきたいところですが、しかしそれ以上に日本遺産登録のための事業の取り組みが、今後この行政の事業にどういうふうに寄与されていくのか。役立っていくのかということが何より結果より大切だと思います。今まで活動を3年間、今年4年目を迎えて、この申請登録事業を、そこで登録されなかったからといって、ここを生かさないというような事業はやっぱり何よりの無駄になってきてしまうと思います。財政面だけではなく、職員の仕事量とか、そういうとこにもやっぱり影響出てくると思いますので、ぜひ結果はいただきたいですけれども、認定するというのはいただきたいですけれども、それより一歩進んで、幅広い考え方でこれを認定、たとえ万が一されなくても、生かしていくのだというような事業展開をしていただくことが大切だと思います。そのために笠間市民と益子町民あわせて、そういう文化的なフォーラムを開いたり、お互いの文化財、歴史とか学べるような交流事業というのは今年特にチャンスだと思いますので、その中でぜひ取り組んでもらいたい事業だと私考えていますので、そういう実現ができるように望んでいます。この中で、シリアル型ということで、申請窓口、多分どちらかが責任を持ってやると思います。今本町にとっては教育長の答弁にありましたように、歴史文化基本構想を策定しています。笠間市のほう見ましたら、シリアル型になれば必要はないのですけれども、単独型ですと、基本構想であったり、歴史的風致維持向上計画あったり、世界文化遺産の登録とか推薦とかもろもろやっぱり条件あると思いますが、この窓口、申請する窓口、責任窓口がどこになるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 申請につきましては、益子町のほうが中心に行っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) それでは、最後の再質問にさせていただきたいと思います。冒頭の教育長の答弁の中にちょっと焼き物として弱いという指摘があった、精査の中で、そういう答弁いただいたと思うのですけれども、今回既に焼き物としては六古窯ということで、6つの古い窯と書きますよね。その中で登録されています。キャッチコピーが「きっと恋する六古窯」、六古窯の対象として瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前の6つの窯元です。それに対抗はできないと思いますけれども、また特に日本遺産に関しては、オンリーワンということをよく言われています。日本にここだけにしかないというのをとてもやっぱり、そういう審査基準、認定基準の中で重きを置かれている部分もあると思いますので、その相違点、六古窯と比べて、ちょっと探すの大変かと思いますが、そういう点で苦慮されている部分はあると思いますけれども、その方向性、特に笠間と連携するのであれば、焼き物中心になるとは思いますが、そのほかに文化とか、そういう相違点を見つけるのちょっと大変だとは思いますが、そういう課題はどのように克服していくか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 教育長。 ◎教育長(岡) ここ3年間申請をいたしました。私たちが文化庁からいただく委員さんの意見をその都度検討してやっております。なかなか難しいのは、そのときによってまた変わるということです。今回ほかの窯業地の比較した検討が弱いということなのですが、それを私たちがどのようにこれから分析して、笠間とすり合わせをしていくかということです。どこがどのようにはとは言ってくれません。まさに議員おっしゃるとおり、これから今すり合わせをしていると。ストーリーについては、責任を持って今案を益子町がつくっています。そして、その後の活性化計画、これについては笠間が分担してつくろうということですり合わせをこれから着実にやっていきたいと思いますので、どうぞご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 昨年の議会報告会、また並びに意見交換会、議会で開いたときに町民のお一方から日本遺産どうなっているのだと。町民に対してとてもわかりづらい作業工程、事務事業だと思います。ぜひ町民を巻き込むような、そういう取り組みというのを一度はしていただいて、それによって地域のアイデンティティーとか、やっぱり文化、芸能に対する情勢も育まれると思いますので、ぜひそういう部分では町民を対象とした、住民を対象にした、一回そういう話し合いの場というのも行政側から積極的に進めていただきたいと思っております。  最後に、初年度利用したくす玉はまだありますよね。今年度、最終年ですので、ぜひそのくす玉が大いに開かれることを望んでおります。  時間若干ありますが、そういう私の気持ちを酌んでいただいて、最後に町長から挑戦する熱いメッセージをいただいて、一般質問を終了したいと思います。町長、よろしくお願いします。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) まず、今回笠間のほうと組むということになりました。これは、新しく副町長が国のほうから参りまして、やはり国の通常の考え方からすると、今までだめだったもので、再度提出をされても、これはやっぱりなかなか厳しいよと。やはり全然攻め方を変えなければいけないのではないかというような提案のもと、笠間とだったらベストパートナーになるだろうと。笠間の市長のほうに話をしましたら、笠間も実は益子とだったらというようなことでお考えいただいていたそうでございます。今回笠間と一緒になってタッグを組んでやると。それからもう最終年度であるというようなことでありますから、ぜひ両市民、町民も巻き込んだ形で、お互いが喜び合えるような結果を残せるように、これから短い期間ですが、努力をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員の一般質問を終わります。  休憩をします。               休憩  午後 2時00分                                                          再開  午後 2時15分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。 ○議長(星野壽男) 日程第2、議案第6号 益子町森林環境整備促進基金条例の制定を議題とします。  議案の朗読は省略し、提案理由の説明を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 議案第6号 益子町森林環境整備促進基金条例の制定につきましては、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が本年4月1日に施行されたことに伴い、益子町における木材利用の促進や森林整備などに必要な事業を実施するための財源として、国から譲与を受ける森林環境譲与税を積み立てるため、本基金を設置するものであります。  本案の議決をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(星野壽男) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第6号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第2、議案第6号 益子町森林環境整備促進基金条例の制定を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第2、議案第6号 益子町森林環境整備促進基金条例の制定は原案のとおり可決されました。 ○議長(星野壽男) 日程第3、議案第7号 益子町印鑑条例の一部改正を議題とします。  議案の朗読は省略し、提案理由の説明を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 議案第7号 益子町印鑑条例の一部改正につきましては、住民基本台帳法施行令の一部改正により、氏の変更があった者が住民表に旧氏の記載を求めることが可能になったことから、住民表に記載された旧氏の印鑑登録や印鑑登録原票及び印鑑登録証明書の氏名欄に旧氏の記載を可能とするものであります。  また、性的少数者の人権に配慮し、印鑑登録原票及び印鑑登録証明書の記載事項から性別に関する事項を削除するため本条例の一部を改めるものであります。  本案の議決をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(星野壽男) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第7号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第3、議案第7号 益子町印鑑条例の一部改正を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員でございます。  したがって、日程第3、議案第7号 益子町印鑑条例の一部改正は原案のとおり可決されました。 ○議長(星野壽男) 日程第4、議案第8号 益子町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 議案第8号 益子町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、災害援護資金の貸し付けを受けた者について、その償還金の支払い猶予、償還免除を行うこと、及び資産状況の報告を求めることができること、並びに弔慰金及び見舞金の支給に当たり合議制の機関を置くこととなったことから、所要の改正を行うものであります。  本案の議決をよろしくお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 説明を終わります。  質疑を許します。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第8号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第4、議案第8号 益子町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第4、議案第8号 益子町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正は原案のとおり可決されました。 ○議長(星野壽男) 日程第5、議案第9号 令和元年度益子町一般会計補正予算(第2号)を議題とします。  議案の朗読は省略し、提案理由の説明を求めます。  大塚町長。 ◎町長(大塚) 議案第9号 令和元年度益子町一般会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,849万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ81億9,408万2,000円とするものであります。  主な内容について申し上げますと、歳入につきましては、新たに森林環境譲与税及び自動車税環境性能割交付金を追加し、額の確定により地方特例交付金及び地方交付税のうち普通交付税を増額いたしました。  国庫支出金では、プレミアムつき商品券事業費補助金や地方創生拠点整備交付金を追加し、社会資本整備総合交付金を減額いたしました。  県支出金では、県単独農業農村整備事業補助金を追加し、こども医療対策費補助金や農業用ため池防災減災対策推進事業補助金を増額いたしました。  繰入金では、新たに森林環境整備促進基金からの繰入金を追加し、財政調整基金からの繰入金を減額いたしました。  繰越金では、平成30年度決算剰余金を増額し、諸収入ではプレミアムつき商品券売り払い収入を追加いたしました。  町債では、一般補助施設整備等事業債を追加し、臨時財政対策債や町道整備事業債を減額いたしました。  次に、歳出について申し上げますと、総務費では平成30年度大塚実基金運用事業の精算による繰出金や宅地評価がえ鑑定業務を追加し、防犯灯設置工事費や徴税還付金を増額いたしました。  民生費では、プレミアムつき商品券交付金を追加し、放課後児童対策事業費やこども医療費を増額いたしました。  農林水産業費では、道の駅加工施設整備事業や森林集積計画作成業務を追加し、ため池機能診断、保全計画策定業務やハザードマップ作成業務を増額いたしました。  商工費では、益子・セントアイヴス100年祭実行委員会交付金を追加いたしました。  土木費では、道路整備等工事費を増額し、道路用地取得費及び物件移転補償費や公共下水道事業特別会計繰出金を減額いたしました。  教育費では、学校給食センターボイラー更新工事や七井中学校東山公園防犯カメラ設置工事、町民会館駐車場整備工事を追加し、学校給食センター修繕費や各小中学校の修繕費及び備品購入費を増額いたしました。  なお、各款にわたりまして、人件費の調整を行いました。  詳細につきましては、担当課長より説明させますので、本案の議決をよろしくお願いいたします。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 議案第9号 令和元年度益子町一般会計補正予算(第2号)をご説明いたします。  なお、歳出の説明につきましては、全会計を通して職員人件費に係る部分の施設を省略をさせていただきますので、あらかじめご了承お願いいたします。  補正予算書の5ページをお願いをいたします。第2表、地方債補正でございます。初めに、追加でございます。起債の目的、地方創生拠点整備交付金事業。限度額6,470万円以内。起債の方法、普通貸借または証券発行。利率5%以内。ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては当該見直し後の利率。償還の方法、政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、または繰り上げ償還もしくは低利に借換えすることができる。  6ページをお願いいたします。変更でございます。起債の目的、補正前の限度額、起債の方法、利率、償還の方法、補正後の限度額、起債の方法、利率、償還の方法の順に申し上げますが、2段目につきましては起債の目的、補正前の限度額並びに補正後の限度額のみ申し上げます。道路整備事業、9,040万円以内、普通貸借または証券発行、5%以内、ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率、政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合には債権者と協定する者による。ただし、町財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、または繰り上げ償還もしくは低利に借換えすることができる。2,580万円以内、起債の方法、利率、償還の方法については補正前に同じでございます。臨時財政対策債、2億6,314万4,000円以内、2億4,988万9,000円以内。  9ページをお願いいたします。2の歳入でございます。ここからは担当課より説明を申し上げます。2款地方譲与税、4項1目森林環境譲与税につきましては、221万円の計上でございます。これは、森林環境税を財源として交付されるものでございますが、本年度から課税に先行して交付されるものでございます。  9款1項1目自動車税環境性能割交付金につきましては、488万2,000円の計上でございます。これは、税制改正により本年10月1日から自動車取得税にかわり、環境性能割が創設されることに伴い、自動車取得税同様、市町村に交付をされるものでございます。  10款1項1目の地方特例交付金につきましては、322万7,000円の増額補正でございます。本年10月1日から導入される自動車税環境性能割につきまして、消費税の引き上げに伴う臨時的な軽減措置が行われることに伴い、地方における収入の減少が見込まれるため、その減収補填として交付金として計上されるものでございます。  11款1項1目の地方交付税につきましては、9,361万5,000円の増額補正で、普通交付税の交付額確定によるものでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 14款1項3目観光商工使用料につきましては、17万1,000円の増額計上でございます。事業開始予定のポイントカードシステムの端末器の使用料の増額分でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 15款国庫支出金、2項1目民生費国庫補助金につきましては、2,315万7,000円の増額計上でございます。  1節社会福祉補助金につきましては、プレミアムつき商品券事業費補助金で、補助率10分の10でございます。  10ページをお願いします。2節児童福祉費補助金につきましては、子ども子育て支援交付金及び母子保健情報連携システム改修事業に係る母子保健衛生費事業費補助金、補助率3分の2でございます。  2目衛生費国庫補助金につきましては、174万円の増額計上でございます。  1節衛生費補助金につきましては、緊急風疹抗体検査事業に係る特定感染症検査等事業費補助金で、補助率2分の1でございます。  説明は以上です。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 3目土木費国庫補助金3,655万円の減額計上につきましては、社会資本総合整備交付金といたしまして安全で快適な社会基盤整備分950万円と、防災安全分2,705万円の減額で、地元の協力が得られず、実施困難となりました町道18号七井・大平線通学路整備分と交付金の確定によるものでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 5目総務費国庫補助金につきましては、7,197万2,000円の増額補正で、マイナンバーカード申請手続用タブレット購入に対する補助及び道の駅新加工施設整備に対する地方創生拠点整備交付金を計上するものでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 16款県支出金、2項2目民生費県補助金につきましては、741万3,000円の増額計上でございます。  3節児童福祉被補助金につきましては、第3子以降保育料免除事業費補助金、補助率2分の1及び子ども子育て支援交付金、補助率3分の1でございます。  5節こども医療対策費補助金につきましては、歳出の増加見込みにより増額計上するものでございます。  説明は以上です。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 4目農林水産業費県補助金につきましては、1,774万3,000円の増額計上でございます。  1節農業費補助金の県単独農業農村整備事業補助金につきましては、上山地区におけます小貝川機場ポンプ修繕に係る補助金で、補助率は35%でございます。  農業用ため池防災減災対策推進事業補助金につきましては、ため池の機能診断、保全計画策定に係る補助金で、補助率は100%でございます。  農村地域防災減災事業補助金につきましては、ため池のハザードマップ作成に係る補助金でございまして、補助率は100%でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 2節林業費補助金につきましては、とちぎの元気な森づくり県民税事業交付金の事業費の変更に伴うものでございます。  16款については以上でございます。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 18款1項寄附金、1目一般寄附金につきましては、122万円の計上で、これまでの実績分を計上するものでございます。  6目の教育費寄附金につきましては、50万6,000円の計上で、これも実績分を計上するものでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(河原) 11ページをお願いいたします。19款繰入金、1項1目1節介護保険特別会計繰入金につきましては、894万4,000円の計上でございます。これにつきましては、平成30年度介護保険特別会計決算による繰入金でございます。  2目1節後期高齢者医療特別会計繰入金につきましては、116万1,000円の計上でございます。これにつきましては、平成30年度後期高齢者医療特別会計決算による繰入金でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金につきましては、2,500万円の減額補正で、調整による減額でございます。  8目森林環境整備促進基金繰入金につきましては、200万円の計上で、林業振興費へ充当をするものでございます。  20款1項1目の繰越金につきましては、9,747万6,000円の増額補正で、平成30年度決算に伴う剰余金でございます。  21款諸収入、4項4目雑入につきましては、8,575万8,000円の増額計上でございます。プレミアムつき商品券売り払い収入並びに給食センターボイラー更新に対する一般社団法人からの補助金を計上するものでございます。  12ページをお願いをいたします。22款1項の町債でございます。3目土木債につきましては、6,460万円の減額補正で、道路整備に係る国庫補助事業費の減額によるものでございます。  4目臨時財政対策債につきましては、1,325万5,000円の減額補正で、発行可能額の確定によるものでございます。  6目総務債につきましては、6,470万円の計上で、道の駅新加工施設整備事業に係る借り入れでございます。歳入については以上でございます。  13ページをお願いいたします。3の歳出でございます。1款1項1目議会費につきましては、14万3,000円の減額計上でございます。人件費に係るものでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 2款総務費、1項1目一般管理費につきましては、682万2,000円の減額計上でございます。  11節需用費につきましては、印刷製本費は町長、議長連名によるお悔やみ用弔事の印刷代、修繕料は庁舎会議室のブラインド修繕分等を計上するものでございます。  12節役務費につきましては、保険料として嘱託臨時職員等の雇用保険料が今年度分として確定したため計上するものでございます。  13節委託料につきましては、役場からの廃プラスチック、携行缶等を処分するため計上するものでございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、自己啓発研修助成金及び産業建設部長の給与相当分を計上するものでございます。  2目文書広報費につきましては、13万4,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、消耗品として印刷用カラードラム、カラーインク代を計上するものでございます。  4目交通安全防犯対策費につきましては、152万5,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、高齢者免許返還時に提供するデマンドタクシーチケット印刷代を計上するものでございます。  14ページをお願いいたします。15節工事請負費につきましては、防犯灯60機、カーブミラー2機分の不足見込み分を計上するものでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 6目企画費につきましては、145万円の増額計上でございます。8節報償費は、次期総合計画検討に係りますワーキングメンバー20人分を計上をするものでございます。  11節需用費の修繕料につきましては、益子駅舎の時計及びトイレの修繕費用でございます。  13節委託料は、町内ネットワーク強靱化に係りますライセンスの更新費用でございます。  18節備品購入費は、プロジェクター用のスクリーンの三脚の購入でございます。  7目財産管理費につきましては、51万8,000円の増額計上でございます。  13節委託料は、町有地の樹木剪定費用並びに今後公売を予定をしております消防自動車3台分の看板消去等に要する費用でございます。  14節使用料及び賃借料は、消防自動車インターネット公売に係るシステムの利用料見込み額を計上するものでございます。  8目基金費につきましては、834万3,000円の増額計上でございます。  25節積立金では、森林環境整備促進基金及び教育振興基金への積立金を、28節繰出金では大塚実基金の運用に係る貸付金の元金収入分を計上をしております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 税務課長。 ◎税務課長(髙濵) 2項1目税務総務費につきましては、34万1,000円の増額計上で、人件費でございます。  2目賦課徴収費につきましては、1,607万7,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、各税目の賦課徴収に係る消耗品の不足見込み額分の計上でございます。  15ページをお願いいたします。13節委託料につきましては、固定資産税の令和3年度評価がえに係る土地の鑑定評価業務の委託料でございます。  23節償還金、利子及び割引料につきましては、過年度分の修正申告等に伴う還付金及び還付加算金の不足見込み額でございます。  以上でございます。
    ○議長(星野壽男) 住民課長。 ◎住民課長(和久) 3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、39万2,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、消耗品としまして偽造防止用の紙代16万2,000円、印刷製本費としまして印鑑登録書のカード印刷代21万4,000円となっております。  12節役務費につきましては、通信運搬費としましてマイナンバーカード申請用のタブレットの通信費1万8,000円、手数料としましてタスク入れかえのための撤去費用7万9,000円でございます。  13節委託料3,000円につきましては、マイナンバーカード申請手続用のタブレットのウイルス対策ソフトの更新委託料でございます。  18節備品購入費10万8,000円につきましては、タスク業務ネットワークのスイッチングハブ5万8,000円及びマイナンバーカード申請用タブレット5万円に係る購入費用でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 5項統計調査費、1目統計調査総務費につきましては、22万9,000円の増額計上で、人件費でございます。  16ページをお願いいたします。2目統計調査費につきましては、52万6,000円の増額計上で、1節報酬において、今後実施をいたします益子焼統計調査の調査員報酬を計上をしております。  3目地籍調査費につきましては、633万4,000円の減額計上で、人件費でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 3款民生費、1項1目社会福祉総務費につきましては、9,579万6,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、福祉センター2階の多目的トイレ修繕及びプレイルームの水銀灯交換の経費を計上するものでございます。  19節負担金、補助及び交付金におきましては、プレミアムつき商品券に係る交付金でございます。  28節繰出金につきましては、住民課所管の国民健康保険特別会計への繰出金でございます。  説明は以上です。 ○議長(星野壽男) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(河原) 2目老人福祉費につきましては、423万9,000円の計上でございます。  11節につきましては、老人デイサービスセンターおあしす館のエアコンの修繕料でございます。  28節繰出金につきましては、介護保険特別会計における主に事務費の増額に伴う一般会計からの繰出金でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 17ページをお願いします。2項1目児童福祉総務費につきましては、811万3,000円の増額計上でございます。  11節事業費につきましては、幼児教育・保育無償化実施円滑化事業に係るコピー用紙等の消耗品でございます。  13節委託料につきましては、とちぎの元気な森づくり事業を活用し、木製フェンスを製作委託するもので、ましコッコハウス保健センターに設置予定となっております。  18節備品購入費につきましては、幼児教育・保育無償化実施円滑化事業に係る書類保管用の棚、備品でございます。  2目児童福祉費につきましては、732万1,000円の増額計上でございます。  13節委託料につきましては、放課後児童対策事業費を見込みにより増額するものでございます。  19節負担金補助及び交付金につきましては、第3子以降保育料免除事業の対象となる2号認定子供に係る副食費補助金でございます。  3目母子福祉費につきましては、1,558万7,000円の増額計上でございます。  13節委託料につきましては、母子保健情報連携システム改修費でございます。  18節備品購入費につきましては、パワーポイントライセンス料でございます。  20節扶助費につきましては、こども医療費の不足見込み額を計上するものでございます。  4款衛生費、1項1目保健衛生総務費につきましては、370万3,000円の減額計上でございます。  18ページをお願いいたします。8節報償費につきましては、食育推進委員に係る報償費1回分の計上でございます。  14節使用料及び賃借料につきましては、健康管理システムソフトリース料でございます。  2目予防費につきましては、491万5,000円の増額計上でございます。  13節委託料につきましては、風疹抗体検査、予防接種委託料、健康管理システム改修費でございます。  3目健康増進支援事業費につきましては、7万7,000円の増額計上でございます。  13節委託料につきましては、マシコット体操普及推進委託料でございます。  4目保健師設置費につきましては、61万の増額計上でございます。職員人件費でございます。  5目保健センター管理費につきましては、9万円の増額計上でございます。  14節使用料及び賃借料におきまして、コピー機のリース料を計上するものでございます。  説明は以上です。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 6目環境衛生費につきましては、342万2,000円の増額計上でございます。  13節委託料につきましては、毎月第2土曜日に役場前で資源物の定期回収をしておりますが、その小型家電につきまして、昨年までは運搬費用が無料でございましたが、今年度より費用が発生するということに伴いまして、これまで直接職員が事業所まで持ち込んでいたものでございますが、今回冬季路面凍結時には運搬の委託をしたく、運搬費用4回分の計上をしたものでございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、補助金で、ごみステーション設置費補助6カ所分に係るものでございます。  19ページをお願いいたします。7目公害対策費につきましては、72万2,000円の増額計上でございまして、人件費に係るものでございます。  4款については以上でございます。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 6款農林水産業費、1項1目農業委員会費につきましては、200万2,000円の減額計上で、人件費でございます。  2目農業総務費につきましては、1,202万7,000円の減額計上で、人件費でございます。  3目農業振興費につきましては、1億4,819万8,000円の増額計上でございます。  1節報酬につきましては、地域おこし協力隊員2名の報酬でございます。道の駅の農業生産部門に関する業務、それから農業を仕事とするプランニングに関する業務で、それぞれ1名ずつを採用の予定でございます。  3節職員手当等、4節共済費、8節報償費につきましては、それぞれ地域おこし協力隊の人件費でございます。  9節旅費につきましては、地域おこし協力隊の費用弁償でございます。  11節需用費につきましては、消耗品は地域おこし協力隊の活動用消耗品が主なものでございます。  20ページをお願いします。燃料費につきましては、地域おこし協力隊員の自動車の燃料代でございます。  印刷製本費につきましては、訪日外国人旅行者に対する農業観光で、誘客プロモーションを行うために栃木県が出店しますタイ国際旅行フェアに参加し、現地での宣伝広告用パンフレットの製本、印刷代でございます。  12節役務費につきましては、タイ国際旅行フェアに参加する際の海外旅行保険料でございます。  13節委託料につきましては、道の駅加工施設の管理業務を計上するものでございます。  14節使用料及び賃借料につきましては、地域おこし協力隊員の自動車リース料や、タイ国際旅行フェアに参加に伴います駐車場の使用料等でございます。  15節工事請負費につきましては、長堤地内の旧田野小学校跡地に建設予定の新加工施設整備に係る費用でございまして、本体工事、厨房工事、外構工事等でございます。  なお、財源としまして、地方創生拠点整備交付金を活用しまして、補助率は2分の1でございます。  18節備品購入費につきましては、地域おこし協力隊員備品として、パソコン、机などの購入費でございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、補助金で、地域おこし協力隊員の住居の手当でございます。  5目農地費につきましては、2,094万8,000円の増額計上でございます。  13節委託料につきましては、ため池の機能診断、保全計画策定の業務、それからため池ハザードマップ作成業務並びに畑地帯整備重点モデル事業として里西、星ノ宮地区に係ります農地の現況調査業務でございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、補助金で、土地改良施設維持管理適正化事業として、益子町土地改良区が行う七井西部地区の小貝川頭首工の修繕に対する補助で、補助率は国30%、県30%、町20%でございます。  県単独土地改良事業につきましては、益子町土地改良区が行う上山地区の小貝川機場ポンプ修繕に対する補助で、補助率は県35%、町20%でございます。  28節繰出金につきましては、建設課所管の農業集落配水事業特別会計への繰出金でございます。  6目農道整備事業費につきましては、40万円の増額計上でございます。  16節原材料費につきましては、農道修繕のためのくい、板、敷き砂利代でございます。  説明は以上でございます。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 2項1目林業総務費につきましては、58万6,000円の減額計上でございます。  21ページをお願いいたします。19節負担金、補助及び交付金につきましては、負担金で、全国森林環境税創設促進連盟の解散に係るものでございます。  2目林業振興費につきましては、200万円の増額計上でございます。  12節役務費につきましては、通信運搬費として森林環境譲与税を活用した森林所有者への経営意向調査に係るものでございます。  13節委託料につきましては、森林環境譲与税をこちらも活用した意向調査に基づく森林集積計画作成業務に係るものでございます。  12節、13節とも調査については今年度を町内、大沢地区をやる予定でございます。  6款につきましては以上でございます。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 7款商工費、1項商工費、1目商工総務費につきましては、1,147万円の減額計上でございます。人件費に係るものでございます。  2目商工振興費につきましては、42万8,000円の増額計上でございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、地域通貨運営委員会への交付金の増額分でございます。  3目観光費につきましては、582万4,000円の増額計上でございます。  1節報酬費につきましては、観光戦略会議の委員報酬及び地域おこし協力隊員の報酬に係るものでございます。  3節、4節につきましては、地域おこし協力隊の人件費に係るものでございます。  8節報償費につきましては、地域おこし協力隊に係るものと観光戦略会議の委員報酬に係るものでございます。  22ページをお願いいたします。9節旅費及び11節の需用費の消耗品費及び燃料費につきましては、地域おこし協力隊に係るものでございます。  印刷製本費につきましては、ポイントシステム導入に係りますチラシやポスターなどの製作物、印刷物に係るものでございます。  12節役務費、通信運搬費につきましては、郵送料と電話料に係るものでございます。  13節委託料につきましては、円道寺池周辺の町有木の管理業務の増額分と、観光戦略企画調査業務の減額による差額の計上でございます。  14節使用料及び賃借料につきましては、ポイントシステム導入端末のリース及び使用料と地域おこし協力隊員の公用車リースに係るものでございます。  15節工事請負費につきましては、悠和館の玄関のスロープ設置による工事費の計上でございます。  18節備品購入費につきましては、地域おこし協力隊に係るものでございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、地域おこし協力隊員の研修負担金、住居費等の補助金、益子・セントアイヴス100年祭実行委員会への交付金に係るものでございます。  4目フォレスト益子管理費につきましては、6万8,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、印刷製本費としてパンフレットの増刷分及び修繕料につきましては、浄化槽のフロート交換に係るものでございます。  5目陶芸メッセ管理費13万8,000円の増額計上でございます。  9節旅費及び11節の消耗品費と燃料費につきましては、地域おこし協力隊に係るものでございます。  修繕料につきましては、陶芸工房の照明器具修繕に係るものでございます。  23ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料につきましては、地域おこし協力隊員のパソコンソフトに係るものでございます。  18節備品購入費につきましては、施設管理用の草刈り機の購入と地域おこし協力隊員用の備品購入に係るものでございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、地域おこし協力隊が自宅通勤であるため、減額するものでございます。  7款につきましては以上でございます。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 8款1項1目土木総務費につきまして、1,098万8,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、道路事業説明会時の飲み物代でございます。  13節委託料につきましては、町道33号北中・星ノ宮線及び町道33-1号大平・北中線に係る交通量調査業務委託費でございます。  2項1目道路橋りょう維持費につきましては、1,224万9,000円の増額計上でございます。  13節委託料につきましては、橋りょう長寿命化修繕計画策定業務委託の減額、それと町道33-1号大平・北中線の伐採作業業務の増額合わせての減額計上でございます。  15節工事請負費につきましては、道路維持、舗装、補修や町道33号北中・星ノ宮線の舗装、補修工事などでございます。  2目道路橋りょう新設改良費2,740万円の減額計上でございます。  13節委託料につきましては、町道18号七井・大平線歩道整備、用地測量に係る工事設計監理費でございます。  15節工事請負費につきましては、町道7号生田目東田井線の工事請負費の減額と町道105号星の宮高校線の一部改良工事の増額、合わせての減額計上によるものでございます。  24ページをお願いいたします。17節公有財産購入費につきましては、町道18号七井・大平線に係る用地購入費の減額と町道31号大川戸線豆田橋及び町道105号星の宮高校線の一部改良工事に係ります用地買収費の増額合わせての減額計上でございます。  22節補償、補填及び賠償金につきましては、電柱等移設補償費の増額と町道18号七井・大平線に係る補償金の減額合わせての減額計上でございます。  4項1目都市計画総務費につきましては、475万9,000円の減額でございます。  28節繰出金は、公共下水道事業特別会計への繰出金でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 9款消防費、1項2目非常備消防費につきましては、60万円の増額計上でございます。  18節備品購入費につきましては、日本消防協会より授章いたしました、まといの専用ケースを購入するためでございます。  3目消防施設費につきましては、266万2,000円の増額計上でございます。  11節需用費、消耗品につきましては、消火栓標識代を計上するものでございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、県道塙・芳賀線の改良に伴う消火栓設置分として負担するものでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 25ページをお願いいたします。10款1項1目教育委員会費につきましては、5万1,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、中学校全国大会出場懸垂幕代です。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、説明記載のとおりでございますが、北関東町村教育長役員会の負担金です。  2目事務局費につきましては、22万5,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、燃料費で、公用車の燃料代でございます。  3目学校給食センター運営費につきましては、2,552万5,000円の増額計上でございます。  1節報酬につきましては、学校給食センター運営委員会1回の追加分でございます。  11節需用費、修繕料につきましては給食センターの調理室吸気ファン用モーター修繕、回転釜修繕、コンビオーブン修繕、洗浄機修繕、エアコン室外機修繕等でございます。  15節工事費につきましては、給食センターボイラー更新工事費でございます。  18節備品購入費につきましては、保存食用冷凍庫の購入費でございます。  26ページをお願いいたします。2項1目学校管理費につきましては、261万5,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、田野小学校スクールバスタイヤ、プール用塩素剤のほか、維持管理消耗品、教材用の消耗品費56万2,000円。修繕料は、益子西小学校屋上防水修繕、田野小学校砂場木枠修繕等でございます。  12節役務費、手数料につきましては、益子小学校のテレビ処分料でございます。  15節工事費につきましては、田野小学校体育館放送設備改修工事、益子西小学校つりカーテン設置工事、七井小学校体育館通路雨水浸入防止工事費でございます。  18節備品購入費につきましては、一般教材用備品購入費でございます。  3項1目学校管理費につきましては、570万6,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、プール用塩素剤の消耗品費、修繕料は七井中学校の浄化槽ふた交換、益子中学校教室床修繕料等でございます。  12節役務費、手数料につきましては、グランドピアノの調律費でございます。  15節工事費につきましては、七井中学校東山公園防犯カメラ設置工事費でございます。  16節原材料費につきましては、校庭用の川砂購入費でございます。  18節備品購入費につきましては、一般教材用備品の購入代でございます。  2目教育振興費につきましては、100万円の増額計上でございます。  27ページをお願いいたします。19節負担金、補助及び交付金につきましては、中学校の関東大会等の出場費補助金でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 4項1目社会教育総務費につきましては、493万1,000円の減額計上でございます。  9節旅費につきましては、図書館視察研修費でございます。  2目公民館費につきましては、332万4,000円の増額計上でございます。  1節報酬につきましては、コミュニティスクール準備委員会委員3名分及び地域おこし協力隊員1名分でございます。  9節旅費につきましては、図書館視察研修費費用弁償でございます。  11節需用費の消耗品費につきましては、公民館バス用スタッドレスタイヤなど、燃料費につきましては、公用車燃料代でございます。  13節委託料につきましては、コスモス祭り交通整理業務でございます。  14節使用料及び賃借料につきましては、パソコン及び公用車リースなどでございます。  28ページをお願いいたします。18節備品購入費につきましては、イベント用テント、テーブルなどでございます。  19節負担金、補助及び交付金につきましては、地域おこし協力隊員住居費補助金でございます。  3目文化財保護費につきましては、20万9,000円の増額計上でございます。  8節報償費につきましては、藤ノ輪遺跡発掘調査報告書作成報償金でございます。  11節需用費につきましては、藤ノ輪遺跡発掘調査報告書印刷製本費でございます。  13節委託料につきましては、藤根善治の墓説明板作成業務でございます。  4目町民会館費につきましては、1,250万円の増額計上でございます。  15節工事請負費につきましては、町民会館駐車場整備工事及びテント設置工事でございます。  6目生涯学習費につきましては、10万3,000円の増額計上でございます。  18節備品購入費につきましては、パソコン1台の購入費でございます。  7目改善センター管理費につきましては、98万7,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、玄関照明ランプ取りかえなどの修繕料でございます。  15節工事請負費につきましては、トイレ洋式化工事でございます。  18節備品購入費につきましては、パソコン1台の購入費でございます。  8目営農指導拠点施設管理費につきましては、152万9,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、来館者用スリッパ、消火栓ホースなどの消耗品費及び一般修繕料でございます。  13節委託料につきましては、浄化槽水質検査料でございます。  15節工事請負費につきましては、大会議室照明増設工事、倉庫屋根防水工事などでございます。  29ページをお願いいたします。5項1目保健体育総務費につきましては、17万7,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、国体実行委員会設立総会時飲み物代でございます。  19節負担金補助及び交付金につきましては、関東小学生ソフトテニス大会出場費補助金でございます。  2目体育施設費につきましては、70万7,000円の増額計上でございます。  11節需用費につきましては、グラウンド用石灰、南運動公園及び北公園用の芝専用肥料、除草剤などの消耗品費及び体育施設備品等の修繕料でございます。  13節委託料につきましては、はが路ふれあいマラソン大会エイドステーションテーブル設置委託費でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 11款災害復旧費、1項1目公共土木施設災害復旧費につきましては、4万5,000円の減額計上で、人件費でございます。  14款1項1目の予備費につきましては、87万6,000円の減額計上で、調整によるものでございます。  なお、30ページ、31ページにかけまして、補正予算給与費明細書を掲載しておりますので、ご参照をお願いをしたいと思います。  以上で令和元年度益子町一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 ○議長(星野壽男) 休憩をいたします。               休憩  午後 3時14分                                                          再開  午後 3時30分 ○議長(星野壽男) 休憩前に引き続き会議を再開します。  質疑を許します。  11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 直接補正ではないのですけれども、けさ方新聞報道で悠和館の運営者について報道がございました。きのうは諸田議員、小野澤議員よりサンアメニティーからの辞退までの経緯に関しては詳細に説明を受けたのですけれども、今回道の駅のほうに、ましこカンパニーのほうに委託されるということでしたので、そこに至った経緯について簡単にご説明願えればありがたいですけれども。よろしくお願いします。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) きのうも説明を一部させていただきましたけれども、7月の末にサンアメニティーさんのほうから辞退の届けがあったということを受けまして、その後町内の企業が2社、県内が4社でしたか、4社に声がけをさせていただきました。そして、できるだけ早くやはり稼働すべきというようなところ、お客様もあそこに来場者の方々がいつここで宿泊できるのかというような問い合わせも非常に多いということもあります。それから、もう既にオープンをしているということもありますから、できるだけ早く運営者は決めていきたいという中で県内のそのような企業に当たったところ、該当するところはないと。実は昨年度のこの議場のほうでもこのましこカンパニーについては、ましこカンパニーありきでこの事業を進めるわけにいきませんから、当然、さまざまなところにまずは公募して、最終的にどこもない場合はましこカンパニーということも考えられますねというふうな話はこの議場でどなたかの質問の中で発言をさせていただいた記憶はあります。その旨はましこカンパニーの役員の皆様にはお伝えを7月の時点で、実はこういうような状況があると、どうもサンアメニティーさんが辞退をされる可能性が高い。その場合は、ましこカンパニーでというふうなことも考えていかなければいけないので、ぜひ皆さんからもご意見を頂戴したいというふうな話をさせていただきました。役員さんの中では否定的な意見はなくて、肯定的な話がありまして、やはり益子町の農業と食、これに観光を絡ませて地場産業にしていくのだというふうな町の方向づけ、それからそのエンジンになるのが道の駅ましこ、ましこカンパニーの役割ということであるならば非常に事業内容としてはふさわしいのではなかろうか。ただ、問題がありまして、ましこカンパニー、実は宿泊部門、これ会社の定款に載っていないのです。ですから、臨時の株主総会等を開いていきながら、早急にそちらのほうの社内の体制はつくっていかなければいけないというふうな状況ではあります。ただ、そんなことも含めまして、8月末の取締役会議の中でそういう状況であれば引き受けるべきだろうというようなことで、取締役会の了承を得たというふうなことでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 決まったことなので、早急にこちらも応援していきますので、よろしくお願いしたいと。ただ、30日に全協があったものですから、そのときにちょっと報告がなくて急だったものですから、ちょっと驚いた部分もあったのです。それでちょっと質問させていただきました。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 今ましこ悠和館の話出ましたので、関連でお聞きしたいと思います。  今回の定例会において、一般質問で3名の方が悠和館についてお聞きしていましたが、以前私一般質問でもお聞きしたことがあります。使用料としての賃貸料の設定について、以前だとプロポーザル方式、協定、その中で当面売り上げの3%という契約を結ぶということはあったと思います。その中で、宿泊施設を丸ごと指定管理という形で貸し出すのに3%は妥当かどうかという話をしたと思います。その計算によって、今回ましこカンパニーでも独自の試算によって採算がとれるという形で、随意契約という形になるとは思いますけれども、そういう方向で進めているということで、使用料、町で受け取る賃貸料としてどういう試算をしていたのかというのがわかれば。わかる範囲でお願いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(池田) ただいまのご質問にお答えをいたします。  きのうまでの答弁の中で回答申し上げましたけれども、今回の受託をするかどうかに当たりまして、株式会社ましこカンパニーの中で当然試算をしております。そのときに賃料につきましてはプロポーザルの経過を踏まえまして、現段階では売り上げの3%ということを賃料に見込んで収支計画をはじいております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 一般的に3%は全国的に例がなく、とても安く貸し出すとは思うのですけれども、それに対してお願いしていた件と、また今回新たにましこカンパニーとこれから協定、また契約を結ぶとは思われます。その中で、本当に3%が行政から見て一般社会通念上あり得ない数字だと私自身は考えているのです。その3%が妥当かどうか検討もないまま、同じく契約が結ばれる状態になると思いますけれども、そういうのは私が以前した質疑の中では当面は3%で、それ以降また新たな契約を結ぶときには随時考えていきたいという答弁をいただきましたが、考え方として当面というか、これは3%でずっといくのだ、または社会情勢、また経済情勢によって、また売り上げによってそれは変動するのだ、そのいずれかの考え方だと思いますけれども、この点しっかり今の段階でずっと3%でいく、または新たに売り上げ、また社会状況によって変えていく、どちらかというのもやっぱりお答えしていただきたいと思っています。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 3%が非常に安いのではないかというふうなことであれば、多分県内、町内のさまざまな事業者が飛びついてくると思うのです。結局5部屋しかありませんから、そういったことを考えると多分これは以前ここの場に宿泊業をされていた議員の方もいらっしゃいましたけれども、そんなに宿泊業を真剣に本気になってそこで利益を出そうという方にとって魅力的な数字ではないというふうに判断をしています。逆に言うと、余りそれが高いとどこも受けてくれないという、ただ町としてはやはり平和というものの価値をしっかりと後世に伝えたい、社会教育的な価値はある、宿泊スペースをいかに有効に活用するかということを両建てで考えて、民間活力を得ながらランニングコストをかけないようにするためには、やはりこういったところが妥当ではないか。町にはたくさんのいろんな社会教育施設等々ありますけれども、基本的には歳出超過です、大きくこれは。ただ、これを出血を最低限にとどめられる、そういう施策であるというふうに私は理解をして、自信を持って3%でそれで引き受けてくれるところがあって、ランニングコスト、町のほうから余りなくて、指定管理料がないということであればいいのではないかというふうな判断をしています。 ○議長(星野壽男) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) 関連になりますが、ましこカンパニーで8月の末に決定したと。そうすると、会社のほうで決定したけれども、町のほうの決定はいつなされたのですか。どのようになされたのですか。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 町のほうの正式な決定となると、最終的に契約を結んだ段階ということになろうかと思います。そのためには、先ほど申し上げましたように、まず会社のほうの定款を変えていただいて、町のほうとしては、町の立場で社長なので複雑なのですが、町の立場としてはまずそういう土俵に乗って、サインをした時点で最終的な契約、決定ということになろうかというふうに思います。 ○議長(星野壽男) 14番、廣田議員。 ◆14番(廣田茂十郎) そうすると、きのういきなり一般質問の答弁でそういう話がありました。新聞報道に載りました。そうすると、8月30日に議会の全協がありました。そこで、私としては全協で説明していただきたかったなという気があるのですが、それについてはいかがですか。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) それについては、私も言葉足らずであったというふうに反省をしております。先ほど髙橋家光議員のほうからもありました。そのときにお話をしておけばということもありました。ただ、もう一つはどうしても一般質問の重要性というものもありまして、一般質問等で通告がございましたので、そういった意味ではそこを尊重するという気持ちも我々のほうにもあって、議場という場で皆さんにお話をするというのも一つのあり方かなというふうなことも考えておりましたが、議員の、今皆さんのほうからはそこでやってもらいたかったということであれば、それは率直におわびを申し上げたいと思っています。 ○議長(星野壽男) 16番、小島富子議員。 ◆16番(小島富子) 私も続いて悠和館ののことについてお伺いしたいのですが、町長は年内にカンパニーのほうで事業を受け継いで、年内を目指してオープンという話していたと思うのですが、違いましたっけ。どういうことでしたか。カンパニーで事業を受けた場合はどのようにしていくのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 期日については、町のほうとして発言をさせていただいたのは、できるだけ早い時期にということで町のほうとしての発言はさせていただきました。もちろん町のほうとしてはできるだけ早くという気持ちはありますが、逆にカンパニー、受け皿側としては正直人材をどういうふうにしていくのか、それから12月、1月、2月というのが実は益子町の宿泊業にとってはやはり底の時期なのです。そういったことを考えますと、本当は8月にオープンして、8、9、10、11である程度貯金をしてやっていければいいのですが、正直これからになると厳しい時期にもなりますから、その辺のところはカンパニー側の財政的な運営面と、それから人材の面とを考慮していきながらの話し合いになっていこうかというふうに思います。ですから、まだそういったことで運営事業者をカンパニーにということまでなので、そこから先の具体的な話はなかなかできないでいると。随時ご報告をさせていただきたいと思います。 ○議長(星野壽男) 16番、小島富子議員。 ◆16番(小島富子) 町長は宿泊者の希望が出ていて待っているという話、先ほどされたような気もするのですけれども、28年の9月議会において負担つきの寄附受け入れで建物を、それから土地も分筆して、町の名義になるということで議会も議決した経緯があると思います。いまだに底地については分筆中であって、予定としては2019年3月ということで委員会のほうで報告あったかと思うのですけれども、名義変更の完了予定が、ですからいまだに底地が町の名義になっていないのに、今度はましこカンパニーでまたまた多分宿泊業務をやるとなるとカンパニーのほうの持ち出しも出るはずですよね。だから、その辺のところをもう少し、底地も町の名義になってからということも考えてはいいのかなと私は思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) カンパニーとしての意見を申し上げるのはちょっとあれなのですが、小島議員の底地が確定してからのほうがいいのではないかというご意見は承っておきます。経営的な判断材料して。ただ、運営事業者にとっては町との契約になりますから、底地がどこであろうが、それが町と事業所の間でしっかりと将来的な約束事がされているのであれば、運営事業者としては運営をするに当たってはそれは大きな問題ではないというふうに考えて、事業のさまざまな中身、ソフトのところを考えていっていただかなければ逆にいけないかなというふうに思っております。 ○議長(星野壽男) 16番、小島富子議員。 ◆16番(小島富子) スムーズに事を運ぶのだったらいいですけれども、確かにそういう町との契約は済んでいるとはいえ、今つかもとさんのほうでもいろんな、ちまたにうわさが出ているわけですよね。それは本当かどうかわかりませんが、そういう不安定な相手という、そういうこともいまだに分筆がされないということは3年たっても、今までそういう事例はないとは思います。だから、慎重にかからないとまたまた投資して、では最終的にずっと町の名義にならないまま進んでいってしまうということも可能性出てくるわけですので、そういうことも慎重にしていかなければ、町民が一番心配している部分なのです、それが。しっかり議会でもチェック機能を果たしてほしいということも私も言われておりますので、そういうことも踏まえてましこカンパニーとして進めていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) 小島議員のご心配、少し一民間企業の内情等についてはここで私のほうからお話をすることはできませんが、ご心配の内容はよくわかりましたので、町のほうとしては一刻もできるだけ早く底地の問題については不安のないような状態にできるように働きかけを、しっかりと速度を進めてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(星野壽男) 令和元年益子町一般会計補正予算について質疑をお願いいたします。  12番、加藤芳男議員。 ◆12番(加藤芳男) 補正予算のほうで質問いたします。  10ページ、収入なのですが、10ページの県補助金、4款のほうで農業ため池防災対策推進事業補助金で1,500万というふうに県のほうから入ってくるというのですけれども、これは対象はどういうふうになっているのでしょうか。内容をお願いします。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 農業用ため池防災、減災対策事業補助金のことでよろしいのでしょうか。内容につきましては、今ですと昨年ですか、昨年の7月に西日本豪雨という大きな災害がありまして、その際にため池の被害というか、そういうのが西日本のほうで出ております。それを契機に、国が全国にある農業用ため池の一斉点検というものを実施しました。益子町においてもため池の点検、これは主に簡易な点検であったのですが、その中で点検をした結果、早急な修繕等が必要なため池はなかったのですが、先々将来的に見て修繕が必要であると思われると簡易検査の段階で判断されたため池について、国の補助を100%得て耐震診断等の防災、減災の業務を実施するものでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) そうすると、これは支出のほうでちょっと見受けられなかったので、今後の予備費という形で置いておこうということですか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 補助100%ということでございまして、今回1,500万円ということで計上させてもらいました。具体的には3カ所のため池について今調査を実施する予定でございまして、1カ所500万円という予算の計上でございます。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) わかりました。  あと、済みませんが、23ページで土木費で、町道18号線が工事が中止になったということになりますので、その原因をお願いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 町道18号、七井大平線に係ります工事の取りやめでございますが、こちらについては国道123号線の涌井自動車から西のほうにおりた道路になります。一昨年から地元の方の用地のほうの協力をお願いしてございまして、調ったということで今年6月4日の日、あぐり館のほうで夜地元説明会、工事のほうの説明会のほうをさせてもらっております。その中で13名の地権者の方がいらっしゃったのですが、2名の方から賛同を得られないということがございまして、この事業につきましては先ほど説明いたしました社会資本総合整備交付金対象事業でございまして、国、県とのつながりもございますので、今回見送りということで断腸の思いで工事のほうを取りやめにしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) この箇所は、議会としても全員で一応現場を見たという経緯があります。地元の役員の方が一生懸命生徒の交通安全のために張り切って頑張っていただいている経緯もあります。これは、もう少し、もう一回説明会を開いて、納得して、社会資本費の返還はもっと先にして、そういうことというのはできないのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 建設課長。 ◎建設課長(飯村) 今回につきましては、一昨年のうちに令和元年度の予算要求のほうをしたその内容でございまして、簡単な事業の切りかえというのはできないと考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 12番、加藤議員。 ◆12番(加藤芳男) わかりました。あそこは、やっぱり中学生が通学するのに大変危険な箇所なので、町として何か新たな方法があれば今度検討していただいて、改良していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 22ページ、1項3目19節のところに交付金、セントアイヴス100年祭実行委員会とあります。2020年は7月の下旬に東京オリンピックが始まりまして、続いてパラリンピックと続きます。そういう中で、この実行委員会の任務は、活動は来年の日程とか内容等を決めているかと思うのですけれども、実施する場合の時期ですか、日程とか内容、コンセプトについてお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) こちらの交付金の内容につきましては、先ほど議員おっしゃられたように、2020年度の益子町での事業計画を詰めていく委員会でございます。今年度の100万の内容につきましては、11月に渡英してワールドトラベルや向こうの旅行会社にPR活動をしていく。そのために持っていく来年度の事業計画のチラシ、またポスター等を作成する事業内容と来年度の事業に対します準備費用の部分を計上するものでございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) そうしますと、予想としましてはイギリスのセントアイヴスとかロンドン等も含めて、何せ益子と言っていますが、こちらも現地でやるようなことを根底に考えて進めているのでしょうか。お願いします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) この実行委員会につきましては、益子町内での企画事業につきまして検討していく内容でございます。そのほかに今年度の11月の渡英と来年度の渡英につきましても内容のほうを検討していくという、あとは来年度の事業時期につきましては今この委員会の中で検討している段階ですので、正式に事業内容が決まるのはこれからという形になるかと思います。ただ、11月の渡英にはある程度の時期を明確にしたチラシやポスターなどを持参したいと思いますので、早急にこちらのほう動いていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) よく私が心配するのは、行事等が決まるときに急に出てきたり、例えば大きな東京オリンピックとかパラリンピックとかある、そういうのを考えて想定すると思いますけれども、それは大丈夫でしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 事業の日程につきましては、次年度開催予定でありますオリンピック関係の日程や益子町での町内の事業日程をある程度考慮した形で、それぞれの企画事業につきまして日程を調整していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) 今の件は了解いたしました。よろしくお願いします。  続きまして、28ページ、4項4目15節の工事請負費の件なのですけれども、全協でもらいました資料等を見ますと町民会館駐車場等整備工事と同じ額ですし、その内容かと思いますけれども、場所とか面積ですか、実際だと台数等のあれもあるのですけれども、内容等についてお伺いいたします。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(櫻井) 町民会館の駐車場の工事につきましては、場所は益子中学校正門前の畑のところ、そちらを町で購入しまして、そこを町民会館用の駐車場にするということで、約110台分の車を置けるような駐車場にしたいということでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 8番、日渡議員。 ◆8番(日渡守) ということは、現在も中学校の前あたりに駐車場ありますけれども、それとは別途に用意するというふうな話なのでしょうか。お伺いします。 ○議長(星野壽男) 生涯学習課長。
    ◎生涯学習課長(櫻井) 今中学校前に小さい車がおけるところがあるのですけれども、その横の畑の部分全て、町民会館側を駐車場にするという工事でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 9番、小島久之議員。 ◆9番(小島久之) 地域おこし協力隊についてちょっと伺いたいと思います。  下野新聞では、何か希望者が少なくなっているという報道がありましたけれども、益子町では3課にわたって協力隊がいるようですが、今現在、9月1日でも結構ですが、何人いるのか、また今後年度内に採用する考えがあるのか伺います。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 現在地域おこし協力隊は4名いらっしゃいます。今後農政関係で2名、それと生涯学習課関係で1名で、3名について今募集をかけております。採用、応募があれば合計7名になるというような状況でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 9番、小島久之議員。 ◆9番(小島久之) そうすると、この予算は農政課と生涯学習課の3名ということか。その中でちょっと疑問に思ったのが、住居費が減額になっていたりなんかするので、96万は報酬ですね、住居費72万、商工費の中で減額。この減額というのは、どういうことなのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 議員おっしゃられるのは、23ページの陶芸メッセのほうの地域おこし協力隊の分の住居費の減額だと思われるのですが、こちらにつきましては地域おこし協力隊と7月1日付で採用された方が一応益子町内に実家がありまして、実家から陶芸メッセのほうに通うということで、当初予定しておりました住居費につきましては町内からの通勤ということでかからないという形で減額。減額に伴いまして、地域おこし協力隊のほうで必要とする部分のほうに予算のほうを組み替えたような形でございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 9番、小島久之議員。 ◆9番(小島久之) では、最後です。今現在の4名の人は、県内生まれの人というか、県内に住んでいた人なのか、県外、どこか詳しくわかれば、東京とか神奈川とか、そんなふうなあれで教えてもらいたいのですが。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 4名のうち益子へ地域おこし協力隊として来るまでは県外に住所があった方です。そのうち1名は益子出身ということで、益子から県外に出て住んでいらっしゃって、地域おこし協力隊として戻ってこられた方が1名、残りの3名は全て県外の出身者ということでございます。 ○議長(星野壽男) 9番、小島久之議員。 ◆9番(小島久之) 済みません。その3名は、例えば東京とか埼玉県とか、それはわからないですか。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 失礼いたしました。3名のうち2名は関西方面です。もう一名は、東京ということでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 2点ほどお伺いしたいと思います。先ほど日渡議員からセントアイヴス100年祭実行委員会のお話ありました。その中で、11月に今度トップセールスで英国に渡英するということで、それに間に合わせての事業だと思います。これが補正予算のつけ方の考え方は多分いろいろあると思いますけれども、なぜこれが当初予算で出なかったのか。この9月の補正で足りないものをこの事業で補うという形はわかります。そのためにこの補正をつけて、それに合わせて来年度へ向けて実行するとわかりますけれども、補正予算のつけ方ですけれども、なぜ当初予算ではなく9月の補正になったのか。お願いします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) 11月のトップセールスにつきましては、当初予算のほうで計上させていただいております。こちらのほうのセントアイヴス100年祭の実行委員会につきましては、31年度、今年になりまして年度当初に関係者、次年度の事業につきまして焼き物関係者だったり、商工だったりという形で、来年度の事業検討の中で集まっていただきまして、打ち合わせを持ちました。その中で民間主導の企画、事業があるのでということと、美術館事業で次年度は進めていくということになりましたので、実行委員会を立ち上げて民間の方に広く入っていただいて、事業内容を検討していただいたほうがいいのではないかということで、実行委員会の立ち上げが年度になりまして9月補正で予算のほうを計上させていただくことになりました。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 予算立てするのに時期はとても重要だと思います。年度を明けて、多分当初予算間に合わない、後のいろいろ事業展開だと思うので、そういう点納得はしています。実際このセントアイヴスとの交流100年ということはもう大分前から100年になるので、時期も決まっていましたので、そういうのは民間と打ち合わせをして、なるべく早目に当初で立てられれば財政状況等も鑑みてうまく事業展開も図れると思いますので、ぜひその点これからは、そういう観点からもこれから補正の立て方というのを考えていただければと思います。  あと1点ですけれども、17ページになります。3款2項3目母子福祉費の扶助費、これはこども医療費になりますけれども、先ほどの説明ですと不足見込み額という形で合わせて1,500万ほど計上されています。これは調整額ではなくて、これから不足見込み額ということで、当初立てていた予定よりも医療費がふえていると考えてよろしいのでしょうか。また、ふえているなら、昨年10月から償還払いから窓口現物給付になった時点で、医療費がやっぱりふえてくるのは皆様承知のとおりだと思いますけれども、それがより幅が大きかったのか、そういう傾向なんかもわかればお願いします。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 今議員がご指摘したように、償還払い分の見込み誤りというのも若干ございますが、ひとり親家庭の医療費がこちらに動いてきたという、ひとり親ですと償還払いですので、こちらだと現物給付ですので、その関係の移動がございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 済みません。うまく理解できなかったので、ちょっと違う形でもう一度お願いします。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 済みません。説明が。こども医療費に関しては、今まで小学生までと中学生まで現物払いと償還払い、2通りございました。中学生に関しては償還払いといって、病院にかかったので、領収書を持ってきて申請、それで支払いをしていたのですが、それが10月から現物給付ということでその申請が一切なくなりました。ただし、ひとり親に関しては申請主義だったものですから、今まで申請しなくてはならないのが、それもこども医療費になれば申請しなくて済みますので、どちらをとるかにもよるのですが、申請が面倒くさいということで現物給付のほうを選択されるので、そちらの関係の伸びがございました。  ちょっとうまく説明、以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 予算書の14ページになるのですけれども、森林環境整備促進基金についてなのですけれども、きょうの6号議案で決まったところでございます。ここで基金として221万円が費として載っております。これは、森林環境譲与税の先行交付という形という、先ほど説明を受けました。この事業は新しい事業なのですけれども、どのような事業に充てられるのかお聞きしたいのですけれども。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 森林環境譲与税なのですが、その用途につきまして主に森林の管理は本来地主、所有者がやるものでございますが、自分で管理できないものについては町等に委託して整備を委託する、その委託したものの費用について充てるお金でございます。対象とする森林がそういう関係で民有林の中の人工林、杉、ヒノキ等の林が対象ということになります。町内、町全体で県の試算ですけれども、732ヘクタールになるということを伺っております。今年度200万ほど来る関係で、全域はできないものですから、人工林が多いと思われる、今年は大沢地区を対象にどの程度の所有者の希望があるか、希望があった場合、その場所によってどの程度集積して、町で管理するなり、収益が見込めるものについては森林組合等に委託できるものですから、その辺できるかという調査を今年行いたいということで予算計上したものでございます。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 全体で720ヘクタールと、予算というよりも基金が200万程度なので、大沢地区からやると、進めていくということはわかりました。これは、多分森林経営管理制度に関係することと思うのですけれども、田んぼ、畑でいえば耕作放棄地対策というような形の一環、山ベースの取り組みなのかなと思っているのですけれども、結局意欲のある人がいて、受けてくれる人、森林組合を想定しているということなのですけれども、益子にも人工林等はたくさんあると思います。今回は大沢地区からということなのですけれども、受け手がなくてふえてきた場合、これは町として管理することになるのですか。 ○議長(星野壽男) 環境課長。 ◎環境課長(仁平) 議員おっしゃるとおり、基本的には町で管理する方向になると思います。あとは、管理の内容につきましてはその希望する地権者と町との協定、話し合いによって内容については詰めていく形になります。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) そうすると、これから非常に管理し切れないというようなおそれも出てくるということかと思うのですけれども、始まったばかりなので、これはわからないものですから、今後注視しながらしていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) ちょっとわからないことなので、教えていただきたいのですけれども、同じく14ページの2款1項の8目、基金というのがございますけれども、大塚実さんというのは知っているのですが、この基金、未来永劫ではないと思うのですが、これはどのような金額が決まっているのですか。これは約束されているのですか。その辺ちょっとお伺いしたかったので、お願いします。 ○議長(星野壽男) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(福田) こちら、大塚実基金の繰り出しにつきましては、現在陶芸メッセのほうの事業で大塚実基金について活用して事業を行っているものがあります。それと、東日本の震災後に陶器関係、陶芸屋さん、窯とかそういう整備関係で貸し付けたお金がございます。今現在は、その貸し付けたお金の元金のほうの返済を毎年いただいているところで、その返済が完済しますと残金として約1億2,000万ほど残るような形で今大塚実基金のほうの管理はしてございます。  以上でございます。 ○議長(星野壽男) 大塚町長。 ◎町長(大塚) ちょっと補足で、私も大塚会長のほうから直接さまざま多大なお金を益子町民、益子町のために使ってくれというふうなことでご寄附をいただきましたので、その辺のところを新しい議員さんもいらっしゃるので、改めて説明させていただきますけれども、当初大塚実基金は若手作家の育成ということで貸付事業を行ってまいりました。しばらくの間やってまいりました。この目的は、第二、第三の島岡達三、濱田庄司をつくってもらいたい、そういう益子をリードするような作家をつくってもらいたい。そのために独立資金としてそういったものをやっていきたいというふうなことでございましたが、それをやっていく中でそういう高みを目指すというよりも、単純に目先のお金が助かるからというようなところがどうもやっぱり会長のほうも目についてしまって、どこかでこれは打ち切って、別な形の使い方をぜひ検討してもらいたいということもいただきました。たまたま先ほどご質問ありました来年、2020年がちょうど益子とセントアイヴスの100年になると。そこに向けて、ぜひ意欲ある人が海外に行って勉強したいとか、もしくは海外から刺激ある人をこっちに呼んだりというような、陶芸メッセそのものを学ぶことと交流することの、そういう大きな目的を持った場所にしてもらいたいということで、あそこに建物のほうは1億円で国際工芸交流館というものを、あれは全額寄附で建てさせていただきました。それをベースにして、現在さまざまな海外の作家が益子に来ておりますけれども、もう1億円のほうもプラスアルファでぜひ2020年は盛大にお祝いをしてもらいたいのだというふうなことでご寄附もいただいておりますので、来年益子とセントアイヴスの事業については半分は副町長にも活躍をしてもらって、地方創生の推進交付金をいただく。町のほうの補助裏としては大塚実基金を使わせていただいて、会長をご招待して、お越しいただけるかどうかわかりませんけれども、いずれにしても盛大に来年は100年のお祝いをして、当然予算には限りがありますが、その予算の中でできるだけ海外のアーティストとの交流、それから益子から外に出ていきたいのだという人の後押しをしていってもらいたいというようなことを中心にこの財源は使ってまいりたいというふうに考えています。 ○議長(星野壽男) 2番、諸田議員。 ◆2番(諸田秀之) 会長の意志を酌んでいただいて、有効的に使っていただきたいと思います。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 20ページになります。委託料のところです。加工所の件でございます。これは、管理費というふうに聞いておりますけれども、どちらに監理をお願いする予定になっていますでしょうか。 ○議長(星野壽男) 農政課長。 ◎農政課長(大塚) 監理委託料でございます。今設計委託業者も決まって、準備を進めておるところですが、監理委託費は、監理はまだ契約をしておりませんので、まだどこの業者にするかは未定でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 多分通常でいきますと、設計したところが監理ということになるのではないかと思うのですが、ここのところずっと町の消防拠点施設であったりとか、ましコッコハウス、悠和館、今回の加工所、同じところが設計監理で入っていると思うのです。これほぼ随意契約になっていますでしょうか、お伺いします。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 実施設計、既に発注はしておりますが、実施設計については入札で実施しております。今後設計監理につきましても入札で決めていく予定でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) そうしましたらば、随意契約と入札の設計業務に関しましてのラインというのをよろしいですか。 ○議長(星野壽男) 企画課長。 ◎企画課長(日下田) 基本、金額で申し上げますと130万以上が入札の対象となっております。ただ、特殊なものについては随意契約もあり得るという状況でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 13番、長岡議員。 ◆13番(長岡景介) 済みません。私の記憶違いだったりとか、いろいろ交錯してしまっていますので、ご説明にちょっと窮したところがあるかもしれませんけれども、いずれにしましてもここのところの傾向として町の施設が同じところに設計が出ているように感じておりまして、それがいい、悪い、その辺の一つ一つ今まで別にお聞きしたことがなかったものですから、あくまでも公平性と透明性を持ってやっていただければということが言いたかったということでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 26ページの2項の1の学校管理費の18節の備品購入費、これが当初の予算から、400万だったので、100万備品購入費が入ったと、先ほどの話ではありませんけれども、制度というのですか、当初予算の制度からするとちょっと多いかな、約半分、50%ぐらい補正予算出ているのですけれども、逆に言うと学校からこういうふうな意見が出ていて、要望が出て、仕組みができていいと思うのですけれども、これは益子町に4校ありますけれども、4校から50万ぐらいずつ平等に出るのか、それとも1校からこの200万という金額なのか、内容をちょっと、先ほど説明あったかわかりませんけれども、メモっていなかったのでお願いします。  以上です。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 備品なのですけれども、通常であれば新たに必要な備品等であれば当初予算ということになるのですけれども、今回のものですと細かくなって申しわけありませんけれども、田野小学校で出ている備品では湯沸かし器、こちら故障です。益子小学校で出ている備品が加湿器と、あと児童用の机と椅子ということで、こちらのほうの加湿器の故障、15年以上使っていて故障、机、椅子等の老朽等となっております。同じく、西小のほうからの一番主なものは机、椅子が一番主なものとなっているのですけれども、こちらは老朽と、あとそのほか特別支援関係で生徒のためのものが年度がかわらないと確定しないものですから、そういったものが途中で必要になってくるというようなことで、補正のほうで出させていただいているようなもののほとんどになっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 3番、大内議員。 ◆3番(大内千嘉夫) 七井小の話は出ていませんでしたけれども、各校からこの時期に必要なものは補正予算だということで、当初の予算の甘さという言葉でいいのかどうかわかりませんけれども、そういうことではなくてということなので、納得しました。どうもありがとうございました。 ○議長(星野壽男) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(石塚) 七井小ですと、やはり陸上の踏み切りの板とかがなくなっているということで、そちらのものと、やはり児童用の机、椅子等のもので同じような理由となっております。申しわけありませんでした。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) では、質問させていただきます。  17ページなのですけれども、第3子以降2号認定子供副食費に関してなのですけれども、少数であると思うのですが、地区外の方も保育園等で受けていると思います。その後この補助なのですけれども、副食費は他町から来ている方、当町の方、両方いると思うので、この制度の恩恵を受けられるのは当町だけなのか、その辺をお伺いします。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 第3子の給食副食費の免除事業でございますが、こちらにつきましては10月から教育、保育の無料化が始まります。それに伴いまして、今まで第3子の方につきましても副食費の負担が発生します。あくまでも国で補助してくれるのは保育料のみ。今まで保育料の中に副食費が含まれておりました。第3子の方については、その副食費も含んだ保育料を全額免除しておりましたので、今回10月から始まる教育、保育の無償化に伴って、第3子に関しては保育料の発生が出てしまいます。そのために県と県内市町村共同で補助しようということで今回計上しております。負担割合は県2分の1、町が2分の1ということになっております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) 内容的にわかりました。ただ、10月からの保育料無料化ということなのですけれども、そうしますと今までは副食費も保育料の中に含まれた感覚だということなのですけれども、そうしますと来年からというふうに最初保護者の方は思ったのが前倒しになっているということで、その辺の保護者への周知の部分については十分に行われているのかお聞きいたします。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 周知に関しまして、一応チラシのほうを配布はしてございますが、十分かどうかと言われると随時父兄のほうから質問とか電話の問い合わせは受けておりますので、十分かどうかというのはちょっと疑問ですが、周知には努めているところでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 11番、髙橋議員。 ◆11番(髙橋家光) まだ始まっていない制度で先のことを心配してもしようがないのですけれども、ほかのところでは副食分の補助も少し考えているというようなことも聞いておりますし、実際に始めるというふうなことも聞いております。近隣市町ではそのようなことはないので、心配はないと思うのですけれども、その場合やはり先ほど言いましたように、益子では幼稚園の場合、他市町村からの園児も来るということになりますので、そうした場合にもしも補助金が出た場合の差というのですか、この辺のところを少し考えておく必要もあると思うのですけれども、これは始まっていないことなので、心配してもしようがないかと思うのですけれども、一応お伺いをしておきます。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 今回の無償化に伴って発生する副食費でございますが、きのうの一般質問、日渡議員のほうでもお答えしたように、当面の間は考えておりません。ただ、次回つくります次期の未来計画、その中で検討していきたいということで答弁させていただいておりますので、それでご理解いただければと思います。  以上です。 ○議長(星野壽男) 16番、小島富子議員。 ◆16番(小島富子) 13ページ、総務費の4目で11節になりますけれども、先ほど免許返納者のチケット印刷ということの説明を受けたと思うのですけれども、よろしいですか。2万7,000円。それは、返納者が多くなったので、予定より多いので、また再印刷するという意味でよろしいのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 総務課長。 ◎総務課長(髙濱) 議員のおっしゃるとおり、今までストックがありましたけれども、それがもうなくなりそうになりましたので、ここで計上させて、また新たにチケット印刷を考えております。  以上です。 ○議長(星野壽男) 16番、小島富子議員。 ◆16番(小島富子) 18ページになるのですが、衛生費の3目13節、マシコット体操の普及費ということで予算が盛られているのですが、ましこっと体操は委員会でも拝見したのですが、どのように普及、これは委託料ですので、どういうような方法で進めるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) こちらの委託料でございますが、このマシコット体操を考案してくれたところで実際どういう動きがどういう運動、どういうやつに役立つか、それを普及員の方に直接指導していただくための委託料でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 16番、小島富子議員。 ◆16番(小島富子) 普及員というのは、マシコット体操を発案された方なのですか、それとも運動、体操をやっている方なのでしょうか。 ○議長(星野壽男) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(冨賀瀬) 普及員って町にいらっしゃる方で、マシコット体操を普及していただくためのボランティアの方々でございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 時間をいただいて、誠に申しわけございませんが、先ほど質問したこども医療費で決算資料だとひとり親家庭の助成金の関係という説明があったのですけれども、実際ひとり親家庭医療費助成事業は3款2項1目の児童福祉総務費で目が違うので、ちょっと理由が違うのではないかなと思って。この1,500万不足見込み額を出していますよね。違う理由で不足しているのではないかと思うのです。ちょっと違うのではないでしょうか。どうですか。 ○議長(星野壽男) 民生部長。 ◎民生部長(木村) まず、こども医療につきましては全員のお子さん、年齢に該当する方は全員該当いたします。それとあわせまして、ひとり親家庭のところには児童福祉、別の款項目になりますけれども、医療費の扶助がございます。ひとり親でこども医療に該当する方は2つについて補助が得られることになるわけですけれども、こども医療のほうは今回10月から変わりましたので、窓口でお金を払わずに済むようになりました。ただし、ひとり親家庭のほうの医療扶助につきましては、従来どおり領収書添付で請求していただくことになりますので、利便性の関係で保護者の方がこども医療のほうを選ばれているのかなという推測がされます。また、もともとこども医療につきましては1.5倍相当に予算が増額するのではないかなという見込みがありましたが、昨年は医療費は2カ月おくれで請求が参りますので、確かなところのつかみができませんで、当初予算も従来どおり等の見込み額で請求しておりまして、今回不足が生じたものでございます。  以上です。 ○議長(星野壽男) 7番、直井議員。 ◆7番(直井睦) 1目にある児童福祉総務費の中の2通りあるということで、それが移行してこちらの3目の母子福祉費のほうに、対象となる親も一緒にこども医療費のほうの給付を受けていると考えて、それで現物給付による振れ幅がやっぱりよそより少し上回ったというふうな方でよろしいですか。 ○議長(星野壽男) 民生部長。
    ◎民生部長(木村) まだ1年経過しておりませんので、流れがよくつかめていないのが実情ですけれども、今の見込みとしては議員おっしゃるとおりだと思っております。 ○議長(星野壽男) ほかにございませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 質疑を打ち切ります。  次に、討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」の声あり) ○議長(星野壽男) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから議案第9号を採決します。  この採決は、挙手によって行います。  日程第5、議案第9号 令和元年益子町一般会計補正予算(第2号)を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               (賛成者挙手) ○議長(星野壽男) 挙手全員です。  したがって、日程第5、議案第9号 令和元年益子町一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。 ○議長(星野壽男) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会いたします。               散会  午後 4時41分...